そういえば、吾妻ひでおの作品でアニメ化されたのは「コロコロポロン」だけだろうか。私が彼の作品の中で1話も読んだことがない(多分)のもそれだけのような気がする。
エロもロリも(多分)無い、健全な児童漫画など吾妻ひでおではないwww
かと言って、ほかの漫画は(初期作で絵が未完成な「ふたりと五人」以外は)内容的にアニメ化不可能だろう。
なお、「失踪日記」に出てくる、異様な精神パワーを感じさせるおばさん(吾妻漫画だから中年美女)と、その護衛役らしい大男のコンビというのは、非常に印象に残る。おそらく自分から精神病の病棟に入っていると思われるところがいい。何かアクション系の漫画で使ってみたら面白いキャラなのではないか。
美少女と知能の低い大男なら映画「レオン」のコンビだが、私はあれは好まない。描写の仕方が「趣味が悪い」のである。まあ、もともと趣味の悪い、センスの悪い監督なのだが。
吾妻ひでお「失踪日記」がイタリアのマンガ賞・Gran Guinigi賞を受賞
「失踪日記」
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吾妻ひでお 「失踪日記」がイタリアのマンガ賞であるGran Guinigi賞のRiscoperta di un’opera(再発見された作品)部門を受賞。10月末に開催されるヨーロッパのコミックコンベンション・Lucca Comics & Gamesにて、授賞式が行われる。
Gran Guinigi賞は1967年から続くマンガ賞。過去には谷口ジロー、浦沢直樹、松本大洋、松本零士の作品が受賞している。
「失踪日記」は吾妻が2度の失踪やアルコール依存症の体験を描いたノンフィクションで、2005年3月にイースト・プレスから出版された。累計30万部を売り上げ、これまでに第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞。また2013年10月には、続編の「失踪日記2 アル中病棟」も刊行された。
「失踪日記」の翻訳版がイタリアで発売されたのは今年2019年。吾妻は以前より同国にてTVアニメ「おちゃめ神物語コロコロポロン」の原作者として認知されていたため、その原作者の衝撃的な実話体験を描いた「失踪日記」の刊行は、イタリア国内の新聞で大きく報じられた。