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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「日刊スポーツ」電子版から転載。
速い球とキレのいい球は別物だと思うが、その、キレのいい球とは球の回転数によるものではないだろうか。速い球は腕を振る速さから生まれ、キレのいい球は指先のスナップから生まれる、と私は推測している。(常識ならば御免なさいw)広島の前健なども言っているが、球を離す瞬間に全力を入れる、ということで威力のある球は生まれるらしい。それは指先でいかに鋭くはじく(というより、「斬る」イメージか)か、ということだろう。これができるかどうかで一流投手とその他の投手の違いが生まれるのではないか。単に球が速いだけの投手はやがて簡単に打ち込まれる、というのは私が何度も言ってきたことだ。
この記事の鈴木は、以前に動画で見たが、かなりな素質の持ち主だと思う。中日の鈴木と言えば鈴木孝政だが、この鈴木は鈴木孝政二世になるだろうか。


(以下引用)



中日ドラ1鈴木翔 衝撃の「火の玉」直球



初めてブルペンで投球練習を行った鈴木翔。握りは一般的な直球(左)と鈴木翔の握りイメージ初めてブルペンで投球練習を行った鈴木翔。握りは一般的な直球(左)と鈴木翔の握りイメージ

 キャッと驚く火の玉ストレート!? 中日ドラフト1位の鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)が21日、入団後初となる投球練習を行った。捕手を立たせたままでも、打者の手元で伸びる直球でエース候補の資質を十分に示した。高回転数を生む独特の握りを「猫のツメ」と表現して披露。カブス藤川球児投手(33)の握りにも似た投法で、にゃんとも将来性たっぷりだ。

 こたつで丸くなっていられない。衝撃のデモンストレーションだ。5人並びのブルペンのど真ん中。鈴木翔は“センターポジション”で、投球練習をスタートさせた。長い手をしならせたゆっくりとしたフォームから、リリースの瞬間にすべての力を指先に集約。糸を引くようなボールが捕手のミットに収まった。

 時間にして10分。わずか24球だったが、能力の高さを証明するには十分だった。2人の捕手が口にしたのは球質の印象だ。最初に受けたドラフト3位桂依央利(22=大商大)は「あまり力を入れていないけど、指にかかったときはしっかりスピンする」。途中で替わった吉田ブルペン捕手は「ほんとにすごい。伸び上がる感じ」と仰天した。

 独特の球質の正体とは? 鈴木翔は理想の直球について「回転数を多くして、手元で伸びるようなストレートを投げたい」と語った。ボールに強烈な縦回転をかけることで、球速があまり落ちず、打者には“ホップ”して映る。まるで阪神の守護神として活躍したカブス・藤川の「火の玉ストレート」のようだ。

 共通するところはある。鈴木翔の直球を投げる際のイメージはこうだ。「猫のツメのような感じで、最後にガッと力を入れる」。指をべったりボールに密着させず、指先でボールをつかみ押し込む。ボールと指の間には隙間ができる。この部分が、藤川の直球の握りに似ているのだ。

 スピードガンでは測れない「キレ」や「伸び」は、回転数によるものと言われる。現役最年長の山本昌も回転数の多さは球界でも有名。大ベテランは回転数を増やす方法を「握りというよりも、いかに体の前でたたきつけることができるかだけど…」と解説。鈴木翔のブルペンを見ることはなかったが、その様子を聞いて興味津々だった。

 天性の野球センスを持つ18歳のフォームは、誰もが「きれい」と口をそろえる。それでいて「分かっていても打てない」-。猫かぶりしないストレートをぶん投げ、大忙しのスターになる。【桝井聡】





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