エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャーの環境への対応に苦しんでいることを吐露した。メキシカンリーグ・ティフアナとの練習試合で、渡米3度目の登板。「引っかけ」や「抜け」が目立ち、3回6安打6失点と乱れた。


 ここまで結果の出ない大谷に、懸念を示す米メディアが複数現れた。10日付のヤフースポーツは、8人のメジャースカウトの大谷評を紹介し「メジャーの投手を打てない」と、不安と指摘。全員が「バランス、フォームに欠点がある。結果を出せるまで、マイナーで500打席必要」と異口同音に話したと伝えた。ニューヨーク・ポスト電子版も苦戦する大谷について「途中経過としての苦戦か、それとも深刻なのか」との記事を掲載。ロサンゼルス・タイムズ電子版はこの日の登板を「B試合でA結果が出なかった」と評した。