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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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正直言って、私は谷亮子が嫌いである。女としては、だ。図々しい人間は男でも嫌いだが、女ならなおさらだ。
しかし、勝負師としては、その図々しさ、勝つためには何でも利用し、自分こそが勝って当然の人間なのだ、という傲慢さが並々ならぬ長所でもあることは認めざるをえない。
下の記事にある、世界選手権代表選考会で谷は福見に敗れながら、自分が代表に選ばれたことを平然と受け入れた。その図々しさ、傲慢さに私は彼女を憎んだものだが、今にして分かる。たとえ代表選考会で一度や二度敗れようと、世界を相手に戦えるのは自分なのだ、という確信が彼女にはあったのだろう。そして、彼女を選んだ選考委員もそれが分かっていたのだろう。問題は、選考会の優勝者がイコール代表になるとは限らない、ということを世間にもっとはっきり伝えなかった選考委員会にあったのだ。
しかし、勝利のためには何でもやる、という人間こそが勝つ、というスポーツなるものには私はどうしてもなじめない。
井口博士でさえ、サッカーのマリーシアという行為を肯定しているのだから、スポーツとスポーツマンシップは正反対の存在ではないだろうか。

(以下引用)

リオデジャネイロ世界選手権の代表選考会だった2007年選抜体重別選手権でも、福見は産休明けの谷に勝利。谷に2度土をつけた唯ひとりの柔道家となった。しかし、世界選手権日本代表には、過去の実績を重視された谷が選ばれた。福見の関係者はこの選考を不服としてスポーツ裁判所に提訴する考えもあったが、福見自身は選考への不満を口にすることなく、黙して悔しさを押し殺した。

 当時の感情を福見はこう語っている。

「私は谷さんに勝つことだけを目標にしていて、世界に目が向いていなかった。ロンドン代表に決まったいまは、国際大会に勝てなかった私が選ばれなかったのも当然だったと思います。あの時の経験によって、初めて私はオリンピックが現実的な目標になったんだと思います」

※女性セブン2012年8月9日号

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