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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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藤永茂博士の「私の闇の奥」より転載。
私もこの「女性解放の」云々の欺瞞性には鳥肌が立ったが、その舞台裏まで知ると、呆れてしまう。そういえば、国家代表でもないグループの参加が許された、というのも今回のオリンピックの特徴だった。では、その選考基準は何だったのか。こういう参加が許されるのなら、何のために国家代表を賭けてのあの厳しい選考が必要なのか。
まあ、オリンピックほど醜いスポーツ大会もない。すべてが金、すべてが政治である。
まあ、スポーツそのものが、他人を蹴落として自分が勝つことへの執念、という野獣の所業を美化したものではあるが。


(以下引用)

今日は、日本中がオリンピックという製造された狂気(manufactured madness)に見舞われている時にふさわしく、オリンピック開会式の演出を話題にしましょう。
 各国選手団の入場行進のNHKの実況放送の中で、今度のオリンピックは204の参加国すべての選手団が女性選手を含むという画期的な大会であることが強調されて、サウジ・アラビアの選手団の中の二人の女性選手の顔が大写しになりました。私は即座にその蔭にある作為を感じ取りましたが、そのあとで、米欧のメディアがこれを称賛して“女性の権利のための画期的事件”と報じていることを知り、更には、もっと深い裏の話にも行き当たりました。カナダのグローバル・リサーチという非営利の研究報道機関のウェブサイトから得た情報です。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=32092
それによると、サウジ・アラビア国内では女性のスポーツ活動ははっきりと禁止されていて、女性が使えるスポーツ施設もスポーツ団体もなく、今度参加した二人の女性(一人は柔道、もう一人は陸上)は共に、国外で訓練を受けたのだそうです。しかも、このサウジ・アラビアからの女性選手二人と、カタールからの女性選手三人は,他の一万人を超える参加者すべてに課せられた選考基準の枠の外からの参加だそうです。ここまで聞かされると、私の鈍い鼻も、嗅ぎ付けないわけには参りません。専制政体保持のためには自国民を虐殺して顧みないと米国や英国が宣伝してやまないシリアは、10人の選手の4人が女性、そのシリアを潰した次の目標であるイランは53人の選手のうち8人が女性です。サウジ・アラビアとカタールは、アフリカ大陸で最も高い女性解放度を誇っていたカダフィのリビアを壊滅させた米欧に進んで軍事協力をしたアラブの国です。この二国は、現在も、シリアをリビアと同じ運命に追い込むための米欧の“人道主義的介入戦争”に全面的に協力しています。その最中のオリンピック、ここでサウジ・アラビアとカタールの国内での女性抑圧が選手団入場行進で世界中の目にあらわになってはまずいと、ヒラリー・クリントンやサマンサ・パワーあたりが先手を打ったとしても私は驚きません。いや、いかにもありそうな配慮です。ただ、すべてが演出、すべてがプロパガンダ、すべてがマニピュレーション(人心操作)の世の中であるにしても、これ位の見え透いた小細工で世界に充ち満ちた億万の愚民たちを欺き通せると考える米欧の傲慢不遜さには我慢がなりません。
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