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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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昔、ジャイアンツに高田という選手がいた。もともとは守備のうまい名左翼手だったが、長嶋監督の時に三塁にコンバートされ、内野手としても優秀なところを見せた。
この高田の打者としての特徴は、やたらにレフト側へのファールが多かったことである。「高田ファール」と言われていた記憶がある。高田の通算打率は2割7分か8分程度だと思うが、高田ファールの半分でもフェアグラウンドに入っていたら、3割を超えたのではないだろうか。
その反対の例が落合である。彼は、狭い東京球場をホームグラウンドにしていたが、彼が三度も三冠王を取ったのは、狭い球場のせいではない。彼と同じくロッテにいた強打者の誰も三冠王にはなっていないのである。
けっしてパワーに恵まれた体格をしているわけでもない彼が何度もホームラン王を取ったのは、彼がある技術を身につけたからである。これは彼自身が書いた本の中にある。
それは、レフト線付近の打球にわずかにスライスをかけてフェアグラウンド内に運び、ライト線付近の打球に軽くフックをかけて同じくフェアグラウンド内に入れるという技術である。これは体で覚えた技術なので、他人に教えることはできないが、とにかくそういうことが可能だということだ。ゴルフをやる人間ならば、彼のこの言葉が真実だとすぐに理解するだろう。もちろん、ゴルフクラブとバットでは形態は違うが、バットの出し方次第ではスライスもフックも可能だと思われる。
こうして、ライト線やレフト線への打球、特に外野飛球がポールの内側に入るようになったことで、彼のホームラン数は飛躍的に伸びたのである。これが、頭で野球をするということである。
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