ヤクルト真中満監督(46)が22日、今季限りでの退任を発表した。神宮球場で行われる阪神戦の練習開始前に取材に応じ、「しっかり相談しまして、今季限りで辞任するということで決定しました」と話した。



 球団からは続投要請を受けたが「今季も精いっぱいやった中、なかなか結果が出ずにこんな状況になってしまった。正直、自分自身も来季1年やらせてもらったところでなかなか厳しいなという判断で。これ以上ファンに迷惑をかけられません」と身を引く決意を固めたと話した。



 来季1年の延長を固辞し、退任の道を選んだ理由について「(立て直しするために)現状ではきれい事では済まない部分もありますし、来季もし1年指揮を執ったところで、僕が勝つ自信がありませんので、そんな中引き受けても失礼だなと思いますので、そういう判断になりました」と説明した。



 シーズン終了まで指揮を執り、退任後は球団に残らず退団するとした。