いや、「うちはコストパフォーマンスを重視していますから」って、「胸を張る」ようなことではないだろう。むしろ恥ずかしい発言である。つまり、うちは選手にカネを出しません、ということなのだから、これでは有望選手は入って来なくなる。
もちろん、貧乏球団が選手に高いカネを払えないのは当然だが、そういう発言をするな、ということだ。言う場合は「しかし、働いた人にはもちろんカネを出します」と付け加えないといけない。
いったい、この発言をした球団関係者は誰か。アホであり、球団に不利益な発言をした責任を問われてもいい。

それはさておき、コメントの中にある、横浜の強化ポイントが、なかなか穿っている。

代打陣ひどいし

リリーフもひどい

先発は１枚足りない

穴だらけやぞ・・・

来季に向けて、トレードやドラフトでこういう部分を強化する必要がある。しかし、今年のように有望外人投手を3人も獲得するという「贅沢」は、もうやらないだろう。まあ、ウィーランドを発掘するために３人を獲得したと考えれば、無駄な投資でもない。「代打」「リリーフ（中継ぎと言うべきだろう）」「先発の後一枚」くらいは、高い投資をしなくてもトレードなどで仕入れることは可能だろう。阪神の高橋や桑原がいい例だ。そういう中継ぎ投手や代打を他球団の埋もれた選手の中から探す努力をするべきである。それが本当のコスパ重視経営だ。クラインの年俸が浮く分で、揃えることは可能だろう。
どういう「埋もれた選手」がいるかは、後で少し調べてみたい。

ＤｅＮＡ「ウチはコストパフォーマンスを重視していますから」