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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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そもそも私は「うるさいのが苦手」(漫画家の山岸涼子[涼の字は本当はサンズイではなくニスイ]の言葉)な人なので、ロックは大嫌いなのだが、愛読している「それでも町は廻っている」の大好きな登場人物、紺双葉がロック大好き少女で、音楽としてのロックだけでなく、「ロックな生き方」というものを愛しているようなので、「ロック」とは何か、という問題について考えてみる。
「ロック」はもちろん、「ロックンロール」すなわち「ロック&ロール」であり、「揺れて、転がる」ことだろう。要するに、「揺れて転がる」ような音楽のことだ、と簡単に定義していいかと思う。ではなぜ「揺れて転がる」かと言えば、体が陶酔しているからではないか。体の中から沸き起こるリズムの陶酔。それがロックンロールかと思う。つまり、三島由紀夫的に言えば、「アポロン的明晰」ではなく、「ディオニソス的陶酔」の音楽がロックンロールかと思う。私のように「アポロン的明晰」を好む人間は「忘我」の状況自体が自己の本質的否定のように思われるから、ロックという音楽も性に合わないわけだ。
では、「ロックな生き方」とは何か、というと、「常識への反抗、社会の束縛への反抗」がそれか、と思うのだが、この推測は単に私の直感で、何の根拠も無い。世間の「ロックな人々」の風俗を見て、そう判断しただけである。ただ、問題は、この反抗があくまで外面的なものでしかないように見える、ということだ。せいぜいが、性的放縦や麻薬への耽溺程度が、「ロックな人々」のやる「反抗」では、その音楽は、せいぜいがある種の中毒性の強い酒でしかない。音楽としては、まあ、クラシックや古いジャズが紅茶かコーヒー程度の嗜好品で、カフェイン程度の興奮性(もちろん、感動はあるが、ロックなどの「騒音音楽」とは異なる、自我を保ったままの感動だ。)はある、というのに比べて酩酊性が高いというだけだ。
で、私が気持ち悪いと思うのは、彼らの「ポーズだけの反抗」なのである。(念のために言えば、ロック草創期の歌手たちには、音楽上の革命性はあったと思う。ビートルズなどは歌詞の面でも革命性があった。また、実際に文化的風俗的な革命性もあった。その後のロックは、自己模倣的生産を延々と繰り返し、「流派」ごとの細部の相違だけに拘る、「伝統芸術化」していると思う。下記記事のパンクやヘビメタなどの相違がそれだ。)
そもそも、ロックをやる人間が社会に反抗しているわけでもないだろう。社会に反抗するとは、現在の社会体制そのものを否定し、破壊する行動を取ることであり、ロックをやる人間の中にそんな人間がいるとは思えない。彼らは「ファッションとしてのロック」「商売としてのロック」をしているだけであって、そのどこにも社会への本物の反抗(政治行動)など無い。せいぜいが、親や周囲への甘えた反抗をしているだけである。紺双葉の生き方もそんなものだ。可愛いからいいけど。作者自身、そのことは良く分かっていて、紺双葉は、ひどい内弁慶のコミュ障として描かれている。


(以下、参考までに引用)
 

知らない人たちには同じように見えるのかも知れませんが
元来(共に発生は70年代半ば)ヘビメタとパンクは犬猿の仲です。

私は元パンクでしたが、ヘビメタが大嫌いでした。
何故か?
1)ヘビメタはデブやオヤジが多い。
2)ヘビメタはファッショナブルじゃない。
3)ヘビメタは女みたいな高音で雄叫ぶのでウルサイ。
4)ヘビメタは以前、四畳半フォークを聴いていたようなヤツが多い。
5)ヘビメタはギターの「速弾き」しか頭にない馬鹿が多い。
6)ヘビメタは本当は女々しい。
7)ヘビメタには女性ファンがいない。

もう少し、真面目に答えますね。
ヘビーメタルはハードロックをルーツに
思想性を弱くして様式美と演奏力(特にギター)を追及したロックといえると思います。
パンクはニューヨークのアンダーグランドの
シンプル&ストレートなロックをルーツとする思想性が強いロックで
様式化したロックと景気の悪化などの社会不安に対する
若者達の反抗の運動だといえると思います。

私は元パンクでしたが、ヘビメタから馬鹿にされていました。
何故か?
1)パンクは栄養失調児みたいに痩せてて気持ち悪い。
2)パンクはヴィヴィアンなんとかいうファッションマニアが多く、女々しい。
3)パンクは怒鳴って歌うのでウルサイ。
4)パンクは以前、アイドル歌謡曲を聴いていたようなヤツが多い。
5)パンクはギターもロクに弾けない馬鹿が多い。
6)パンクは理屈っぽい。
7)パンクの女性ファンはブスばかり。

※一部女性に対して失礼な表現があることを
 深くお詫び申し上げます。


この回答へのお礼


ちょっと分かってきました。
あとパンク、ヘビメタの定番を教えて下さい。


お礼日時:2001/07/27 14:36

パンクの代表としてはセックスピストルズです。セックスピストルズに限らずパンクの曲の構成は単純なコード進行で出来ています。
一方、へヴィメタ(ヘビメタ)はヨーロッパでパンク・ニューウェイヴ勢が全盛のときにメディアの人がそれに対抗してそのときのハードロック勢をニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・へヴィーメタルと表したのが始まりだったと思います。そのときの代表格はアイアン・メイデン、ジューダス・プリーストです。へヴィメタの曲構成はパンクとは違い、複雑なコード進行が多いです。アイアン・メイデンのようにプログレ(プログレッシヴ・ロック)から影響を受けていたバンドの曲構成は複雑で、展開が多く、パンクの比ではありません。
個人的に現在へヴィメタという用語はアイアン・メイデン、ジューダス・プリーストに代表される王道の(伝統的な)メタルをさしていると思います。今ではメタルの中のジャンルも、ゴシック、デス、ブラック等多岐にわたっています。


この回答へのお礼


今度聞いて見ます。


お礼日時:2001/07/27 14:48

ヘヴィメタルとは直訳で、「重金属」の事です。重金属を思わせる重々しいサウンド、ハードディストーションのかかったギター、クラシックのような進行構成が特徴です。勿論、例外もあります。
昔、ニューシネマと呼ばれた映画「イージー・ライダー」で使われたステッペン・ウルフというバンドの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」の歌詞で「ヘヴィー・メタル・サンダー」という一節があり、この曲のようなタイプの曲をヘヴィメタルというようになりました。サウンド的にはレッド・ツェッペリンが元祖という説もあります。悪魔とか黒魔術のイメージで売っていたバンドも多かったように思います。

パンク(punk)とは、米俗語で「役に立たないもの、若造、無価値なもの」の意味があります。
元々、若者のカウンターカルチャーであったはずのロックがテクニック重視に走る中で、更なるカウンターカルチャーとしてパンクは生まれてきました。未熟なテクニック、荒々しい洗練されないサウンドなどが特徴です。綴りは違いますが、punc(タイヤのパンク)には「穴を開ける」という意味があるので、体のあちこちにピアスをあける、というようなファッションも特徴です。身分制度が色濃く残る英国、特に20年~30年前の英国には無職の若者が溢れていて閉塞感に包まれていたため、圧倒的な支持を受けました。それに比べると米国のパンクは明るくて、ファッション的なものでした。

違いを実感するには、やはり、実際に聴いてみるのが一番だと思います。



かなり長いですが
参考URL「ロックの歴史」を見てみてください。

これによると、

「黒い革に金属の鋲を打ちつけた衣装を特徴とするためにヘヴィ=メタルと呼ばれる」
(第5章より)

「ロックに攻撃性や不良性・反社会性を与えたのがパンク=ロック(punk)であった
彼らは体に安全ピンを刺したり,
頭髪も脱色やスキン=ヘッドなどの特異なファッションに身を包み,
反社会的で過激な歌詞を,
下手なのかうまいのか分からないような演奏・歌唱で表現する」
(第6章より)

参考URL:http://www.tamano.or.jp/usr/osaka/pages/b-data/t …


この回答へのお礼


参考HPを見ました。
う~ん。やっぱ実際聞いてみないと分かりませんね。


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