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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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いつもながら、天才的な文章創造力である。(なぜ素直に文章力と言わないのか、というと、文章というよりも、それを作る発想力が見事だからである。ただし、その発想力はやはり文章表現に結実しているから、文章創造力という妙な言い方をした。)
「人材」と「木材」を「材」の一字でつなげるように、おそらく徹底的に「言葉に意識的」であることから出てくる発想なのだろう。つまり、科学者が、一つの課題を徹底的に考えるのと、基本は同じなのではないか。単なるひらめきで出てくる発想だとは思わない。科学者との違いは、科学者は一つの課題を長期間、時には一生をかけて考え、小田嶋師は、一つのネタを短時間で、集中して考えると推定されることだ。(でなければ、あれほど多くの名言を作り出せるはずはない。)まあ、発想自体は駄洒落と同じことで、駄洒落の好きな人間は、「似た言葉」の出現に即座に反応し、それを駄洒落に変換する。ただ、それが駄洒落で終わらないのは、その洒落が鋭い社会批判に結びつくからであり、小田嶋師の場合は社会に関する鋭い観察と深い分析の「脳内データベース」があってこその「文章創造」なのである。



小田嶋隆 @tako_ashi 6月8日

人間を人材に育成する過程は、樹木を木材に加工する製材工程と同じで、要するに伐採して生皮を剥いで切り刻んで規格化することだぞ、という話を、20年ぐらい前にどこかで書いたんだけど、誰も感心してくれなかったな。

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