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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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食事のつまみ代わりに「進撃の巨人」を見ているが、私は理屈っぽい人間なので、話の中で理屈が分からないことが多いとあまり愉快ではない。で、このアニメ(原作もそうだろうが)の話の中の理屈は「後出し」か、「説明無し」が多くて、視聴に没入できない。まあ、「巨人」とはどういう存在か、という謎が最後まで明かされないのだろうが、20話くらいまで見た感じでは、人間の変化したものと思われる。人間としての知性を残したものと、完全に痴呆化した動物的存在の巨人がいるようだ。
で、問題は、「巨人化したエレンはどちらの味方をすべきなのか」という問題が、まったく無視されていることである。(この「問題は」と「問題が」は冗語ではない。別の問題なのである。)要するに、日米戦争が勃発した場合、米国に帰化した日本人はどちらの味方をすべきなのか、という話と同じなのだが、基本的には彼は米国人(米国籍)だから米国の味方をするのが当然だ、となる。では、エレンはどうしたかというと、自分は既に巨人のくせに、巨人を敵とし、人間側で戦っているわけだ。彼が人間側から不信の目で見られるのも当然だろう。
視聴者側としては、お話なのだから別に人間の側に立ってエレンを応援する必要は無いわけで、私は女巨人とエレンの戦いで、どちらかというと女巨人を応援していたwww 少なくとも女巨人の行動のほうが合理的であり、理性的だと思えたからである。フォルム的にもエレンよりマシである。
まあ、単なるケンカの話よりは戦争の話のほうが、戦闘の理屈などが必要で、理屈好きな私の好みなのだが、その戦闘がどうも不合理な感じだ。つまり、行動手段はガス噴射での直線飛行と、ロープを使っての軌道変化が主なようなのだが、最近の話での巨大森林の中での移動では直線飛行の時間が長すぎて、ロープの使い方がまったく不明である。つまり、直線飛行にまでロープを使っているような描き方をしていて、それが「振り子運動」ではないのはおかしく感じられるわけだ。ロープを使った直線移動は不可能だろう。ロープの巻き取りによる直線運動なら、水平移動はほぼ不可能である。では、ガス噴射による移動か、と言えば、それにしては移動時間が長すぎる。一般的な「ガス欠」問題はかなり前に出ていたが、いったいどうなったのか。森林に入る前までは馬に乗っていたから水平移動の時間が長くてもかまわないが、女巨人との戦闘以降は馬がいないのである。
ということで、理屈をもう少しきちんと描いてくれたらなあ、というのが私の感想だ。

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