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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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今朝、「ハンター×ハンター」のアニメの最終回まで見て、まあ、年内にと言うか、ネット接続がぶち切られる前に見終えることができて良かった。というのは、私は別ブログで右からも左からも嫌われそうで、特に世界支配層からは嫌われるような政治的な感想や思想の文章を書いているからである。まあ、私がネットブログランキングに登録していない理由もそれで、ひとりでも、私の書いた文章を読んで同感する人や面白く思う人がいれば、それでブログを書く意味はあると思っているし、この「アンファニズム」が娯楽ブログであるのは言うまでもない。何より「自分自身の娯楽」だから、アホな記事を平気で書いているのである。

さて、本題だが、「HvsH」読者や視聴者でアンケートを取ったなら、その中の嫌いなキャラNo1は、おそらく敵キャラではなく、ゴンの親父のジンが断トツで1位になるだろうと私は思っている。最初の最初から私はその無責任さが大嫌いで、ゴンがあれほど彼を慕うのが不可解そのものだった。まあ、育児放棄されて会っていなかったから、彼への幻想が大きいのだろう、と理屈づけをしていたが、ハンター会長選挙でレオリオがジンを念能力で殴ってKOした時に会場のほぼ全員がレオリオに拍手喝采したシーンを見て、作者の富樫自身、ジンが「普通の人間には物凄く嫌われるタイプの人間だ」ということを熟知して描いていたのだな、と分かった。そして、なぜゴンがジンを慕うのか、ということの「作劇上の合理性」も、なんとなく理解できたかと思う。

それは、ジンもゴンも同じタイプの人間であり、それは「自分の好き勝手に生きたい」というのが根底にあるということだ。そしてそれは本音ではあらゆる人間の希望する生き方なのである。つまり、偽善を捨てたら、ジンのような「わがままで無責任な生き方」になるのが当然だということで、だが、それだとおそらく読者からも嫌われるのは確実だから、そこに「仲間だけはけっして裏切らない」というルールを付け加えたわけだ。つまり、ジャンプの「友情・努力・勝利」思想が「ハンター×ハンター」の作劇の根幹なのである。

まさに「遊びせんとや生まれけん。戯れせんとや生まれけん」というのが、この長大な作品のバックボーンなのである。

そういう意味では、このブログのタイトル「アンファニズム(子供主義)」も、「ハンター×ハンター」と同じ思想かもしれない。

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