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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「TERUのブログ」から転載。
面白いので、紹介するだけである。
前にも書いたが、このTERUさんは小説の才能もあり、そのオリジナル小説の中には面白いものがたくさんあるので、お暇な時にでも読んでみるようにお勧めする。
某所のネズミって、あの世界一有名なネズミのことだろうね。キティも猫の端くれなら、ぜひあいつを討伐してほしい。何しろ、著作権利用の悪徳商法の親玉だし。わんたんみゃ~ん。
「ネズミーランド」は多分、海羽野チカの命名。



(以下引用)




ワンタンミャ~ン



2013年04月02日(火) 00時01分57秒
テーマ:雑記

きのうラジオで、「ホントっぽいうそ特集」をやってたんです。そこで聞いたうそで、一番おもしろかったヤツ。

ピューロランドのキャラクター「キティちゃん」は、なぜ猫なんですか?

それは、ネズミをやっつけるためでーす!

ステキー! キティちゃん、某所のネズミをやっつけちゃってー!

オホン。閑話休題。

いきなりですが、告白します。

夜中の1時にラーメン食べました、わたくし。メタボなのに。

だって、お腹が空いちゃったんだもーん!

だからメタボなんじゃー!

オホン。1人ボケ突っ込みはともかく。

例によって夜中まで仕事していて、どーしても空腹に耐えきれず、そっと家を抜け出して、うちの近くの、朝の4時までやっているラーメン屋に入っちゃったのでした。

そこで、頼んだ野菜ラーメンをズルズル食べてますと、不思議な集団が入ってきたんです。

男3人と女性1人。

いや、べつにその構成に不思議なところはないのですが、男どもはオッサンと呼べる年齢に達しているんですが(彼らをオッチャンと呼ぶのに抵抗がある年齢ですけどね、わたくしも)、女性はおそらく20代の前半でしょう。

いったい、どーいうご関係?

うーむ。時間も時間ですし、どこかの飲み屋でバイトしてる女の子を、そこの常連客のオッチャンたちが、ラーメン屋に誘ったのかな。そのくらいしか思い浮かばん。

まあ、そのご関係はともかく。

男3人のうち、1人がかなり出来上がってましてね。席に着くなり……

「ワンタンミャ~ン」

と言いはじめました。

「ワンタンミャ~ン、ワンタンミャ~ン」

連呼ですよ、連呼。ああ、これだから酔っ払いは嫌いだよ。

しかも!

その出来上がったオッチャンは、連れてきた女の子を口説きはじめました。

「ねえ、オレと寝ない?」

なんて言いはじめたんですよ! いや、オッチャン、それダイレクトすぎるから。しかもラーメン屋だし、ここ。

でもまあ、女の子の方は慣れたもんです。

「寝ない、寝ない」
「えー、オレと寝たら人生変わるかも知れないよー」
「変わんない、変わんない」

と、やり過ごしてる。

「冒険心がないなあ、きみはー」
「それ、冒険じゃないから」
「そうかねー。ワンタンミャ~ン。ねえ、ホントに寝ない?」
「寝ない、寝ない」
「そうなの? ワンタンミャ~ン」

このオッチャン、どうしてもワンタンミャ~ンといいたいらしく、言葉の端々に、ワンタンミャ~ンって入れるんですよ。

酔っ払いはホント困ったもんです。しかも声がでかいから、聞きたくなくても耳に入ってくる。ワンタンミャ~ン。なんでワンタンミャ~ンなのか知りませんが、とにかくワンタンミャ~ンなのです。チャーシューミャ~ンとは絶対にいわない。必ずワンタンミャ~ン。そんなに好きなのかワンタンミャ~ン。

わたしは……そう。ついに、プッと吹き出してしまいました!

ま、負けた……酔っ払いのオッチャンに、わたしは負けてしまったのだ!

ワンタンミャ~ン。

極めつけに、そのオッチャンは、ボソッとこんなことをいいやがった!

「ワンタンミャ~ン……オレ発音悪いかな?」

悪いわ、バカタレ!

と、心の中で突っ込みを入れるわたくしは、完全に漫才の突っ込み役になっていて、オッチャンに完敗です!

なんだ、この敗北感は。夜中の1時に。しかもラーメン屋で。こともあろうに、酔っ払いのオッチャンに。負けたなんて……

ワンタンミャ~ン。

ぼくが野菜ラーメンを食べ終わっても、まだその集団は、メニューを広げたまま、なにも注文をしていなかったので、そのオッチャンが、はたしてワンタンミャ~ンを注文したのかどうかはわかりません。

ワンタンミャ~ン。

お金を払って店を出ると、ぼくはこのことをブログのネタにしようと心に誓いながら、敗北の原因を考えました。

ワンタンミャ~ン。

そうか。これはきっとアレだ。英国式不条理ギャグだ。そうに違いない。むかーし、モンティパイソンとか、くだらないことを、繰り返し繰り返しやって、ついには、見てるこっちが根負けして笑い出すってことがよくあった。アレと同じだな。

ワンタンミャ~ン。

うーむ。恐ろしや、ワンタンミャ~ン。

しかしわたしは、家に戻って靴を脱ぐころ、ふと思った。

もしかして、ワンタンミャ~ンのオッチャンと、似たような年だから、趣向が似ているのか?

ガーン!

だとしたら大ショック。あのオッチャンと、わたしは、同じ穴のムジナなのか!

ワンタンミャ~ン。

いまも頭の中に、ワンタンミャ~ンがこだましている。だれか止めてください(涙)。

ワンタンミャ~ン。








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