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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「スポニチ電子版」から転載。
今大会のナンバー1投手は済美の安楽だろう、というのがおそらく一般的な評価だと思うが、私の評価では、彼は投手としても打者としても「大男、総身に知恵が回りかね」である。つまり、全身に神経が行き届いていない。繊細さが欠如しすぎている。まあ、例によって世間は150キロを出した出したと大騒ぎだが、その150キロを簡単にバットに当てられているのである。150キロの速球だけでは何の意味も無い、とは私が何度も言ってきたことだ。
一方、県岐阜商の藤田投手のストレートは130キロもあるかないかだが、打者としての安楽を3連続で三振させている。こちらは、「神経が行き届いた投手」である。もちろんリードした捕手のセンスも良かったのだろう。

試合は県岐阜商の自滅であった。

確かに、藤田投手は限界だったかもしれないが、敗因は藤田の降板ではない。
二番手投手を1イニングだけで降板させ、本職が三塁手の選手を三番手として出したことである。
二番手投手(葛谷)は秋季大会で5イニングを投げ、2安打しか打たれておらず、無失点である。この試合でも、最初の打者にヒットを打たれたが、ゲッツーで1イニングをゼロに抑えている。つまり、ツキもある選手である。藤田の次に信頼できるのはこの投手のはずだのに、藤田監督は2イニングを残しながら、葛谷を降板させた。
これが真の敗因である。
つまり、選手を無駄遣いした結果、コマが足らなくなったわけだ。すなわち、自滅である。
県岐阜の打者たちは安楽を見事に捉えており、8回裏の4点が無ければ、延長戦になったとしても競り勝っていた可能性は高い。
ほかにも、9回表に先頭打者がヒットで出ながら、無意味で無謀な盗塁をしてアウトになるなど、監督の采配の空回りが目立った試合であった。
今大会、特に強豪チームはいないだけに、この試合を勝っていたら、県岐阜商の優勝の可能性は高かったと思う。もっとも、藤田の故障がひどければ、次の試合での登板も不可能だったかもしれないが、他のチームの投手もたいしたことはないようだし、二番手投手を使ってもいい勝負になったのではないか。それほど県岐阜商の打者たちのレベルは高かったと私は見ている。特に4番打者と6番打者は見どころがあった。


(以下引用)



県岐阜商 限界だった左腕エース 連続三振は「最後の力を振り絞った球」


第85回選抜高校野球準々決勝 県岐阜商3―6済美 (4月1日 甲子園)



 息子が痛みをこらえて甲子園のマウンドに立っている姿を、監督でもある父はどのような気持ちで見ていたのだろうか。「あれが限界でした」と県岐阜商の藤田監督は、長男でエースの凌司が、6回で無念の降板をしたシーンを目を閉じながら振り返った。

 大阪桐蔭戦で受けた右すねの死球。踏み出すたびに痛みが走った。「早い回から(限界の)サインが出ていた」という指揮官。それでも強打の済美打線を2点に抑え、5回は1死三塁の踏ん張りどころで4、5番を連続三振に仕留めた。左腕の顔は笑っていたが「あれは最後の力を振り絞った球」(藤田監督)と、6回を何とか抑えた後、降板。後はリリーフ陣に託すしかない展開に追い込まれた。

 悔やまれるのは追加点が取れなかったこと。「あともう1点入れていれば」と中盤にリードをじわじわ広げていただけに、とどめを刺せなかったことが心残りのようだった。 【試合結果】
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[ 2013年4月1日 16:40 ]



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