二軍成績から、ほぼ1軍確定の選手をカットした残りである。投手の数が多すぎ、しかもその中にあまり見込みの無さそうな選手がまだまだたくさんいることが分かる。これだけ投手数が多いと有望選手の実戦登板数が非常に限定されてしまうだろう。今回戦力外通告された以外にも、まだまだスリム化が必要である。その候補者を赤字にしてみた。もちろん、私は横浜ファン歴が短いので、勘違いや考え違いも多いだろうから、ただの私見だ。
その「私的戦力外候補」の条件は、

１）横浜に３年以上在籍している。
２）ここまで１軍２軍で目立つ成績を残していない。

の２点だ。年齢はさほど考慮しない。プロ入り時点の年齢に差があるからだ。

既に戦力外になった選手を含め、赤字にした８名は「贅肉」的存在だと言えるのではないか。久保康友をその中に入れていないのは、彼の場合二軍での数字と「賞味期限（使用可能性）」があまり結びつかないと思うからだ。少なくとも、来年まで判断は保留したほうがいい。まあ、１０％程度の可能性だが、先発中継ぎ併用で５勝くらいできるかもしれない。

理想的な投手数は、

１軍：１０名（先発６、中継ぎ３、抑え１）
２軍：２０名

くらいだろう。それ以上だと３軍が必要になる。２軍２０名のうち上位１０名は１軍半、下位１０名は教育・錬成段階である。

下の表の２４名から８人をカットしたら１６名となり、これで新しく４人を投手として獲得するスペースができる。ドラフトで３人、トレードで１人くらい獲得したらいい。


ドラフトで獲る投手は、だいたい以下の選手。九州産業大の草場は秋の調子が悪く、地方大会レベルで打たれているようなので、実力もそんなものだろうと思われ、評価を下げる。

上位レベル：東（立命館）田島（JR東日本）
中位レベル：馬場（仙台大）鈴木（ヤマハ）山下（木更津総合）
下位レベル：綱脇（花咲徳栄）清水（花咲徳栄）桜井（日大三）平良（八重山商工）草場（九州産業大）

なお、桜井と平良は打者としての評価も高いようなので、野手転向可能性も加味している。
野手も含めたドラフト戦略についてはまた後で考えたい。
１位候補２位候補３位候補４位候補５位候補６位候補、それぞれ１２名ずつリストアップしておけば後悔の無いドラフトにできるだろう。要するに、７２名を順位付けしておけばいい。

2017年度 横浜DeNAベイスターズ

個人投手成績（イースタン・リーグ）