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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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この試合は私もテレビで見ていたが、藤浪の6回の突然の乱調には驚いた。まあ、突発性制球難はいかにも藤浪らしいことではあるが、投げ方をかなり上方からの投げおろしに変えて制球力がだいぶついたように見えたので、制球難が根本的に改善されたかと思ったのだ。だが、彼の制球難は投げ方の問題というより精神的な部分が大きいらしいことは下の記事から分かる。
要するに、勝利投手の権利を得る5回を無事に投げ切ってほっと安心したために、6回のマウンドではそこまでと同じ精神状態を保てなくなったのだろう。
解説の桑田が、藤浪は5回で降ろしたほうがいいと5回終了時に言ったのがズバリと当たった形だが、桑田もそれほど自信を持って言ったのではないだろう。ただ、同じ投手だけに、5回まで投げてホッとする投手心理(それを口に出すと「プロの投手のくせに何だ」と世論の袋叩きに遭いかねないから言わないだろうが)を予感したのかもしれない。

ちなみに、横浜の井納投手も6回で崩れることが多いのは、やはり「5回まで投げた安心感」の罠だと思う。とするなら、イニングイーター論者が言う「先発投手は絶対に6回まで投げろ」「いや7回まで投げろ」という意見の馬鹿馬鹿しさも分かるだろう。先発投手は5回まで投げて勝利投手の権利を得たなら、必然的に精神的に脱力してしまうわけである。そうでない投手も少しはいるというだけで、そういう連中にしても、「今日の仕事(ノルマ)は終わったのに無駄な残業をさせられている」という気持ちで投げているに決まっているwww
こんなのは自分をその立場に置けば当然の心理である。
ちなみに中継ぎの「回またぎ」の困難さも実は似たような心理的原因(通常なら1回を抑えてそこで仕事は終わりなのに「理不尽な残業」を命じられた。)だろう。




トラ逆転負け、藤浪続投が裏目 金本監督「判断ミス」


3/31(土) 22:41配信


朝日新聞デジタル


(31日、巨人8―4阪神)

 阪神は六回の藤浪続投が裏目に出た。試合後、金本監督は「かなり迷った」と打ち明け、自分を責めるように「判断ミスと言われても仕方がない」と言った。

【写真】八回裏巨人2死一、二塁、岡本(右)は左越えに本塁打を放ち、二塁走者ゲレーロに祝福される=恵原弘太郎撮影

 重圧のかかる開幕第2戦のマウンドを任せたこと自体が大胆だった。昨季の藤浪は制球難で3勝止まり。新フォームに取り組む今季もオープン戦では荒れていた。指揮官には「チームを背負ってほしい」という思いがあった。

 三回までに3四球で2失点。捕手の梅野は再三、体を張ってワンバウンドを止めたが、右打者の内角に抜ける球も目立った。それが四、五回は無四球で、走者を出しながら粘り、勝利投手の権利を得た。藤浪が口癖のように言う「試合中のフォーム修正」ができたようにも見えた。

 これがベンチの判断を迷わせた。六回の攻撃では1死二塁で打席が回ったが、代打は送らなかった。その裏、藤浪は先頭の岡本に左前安打を浴びると、長野、小林に連続四球。無死満塁でマウンドを明け渡した。

 「五回が良いとなって、力が入ったというか、欲が出たというか」と藤浪。突然、制球を乱すのも昨季と同じパターンで、これでは使う側も難しい。

 現状で制球は大きく改善されていない。チームを背負わせるよりも、白星をつけて自信を回復させるほうが先ではないか。背番号19は内容的な収穫もつかめず、チームにとっても後味の悪い1敗になった。(伊藤雅哉)





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