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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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西本の巨人に対するアドバイスのような記事である。他球団も参考になるかと思う。
中継ぎ投手には試合前のキャッチボールをさせない、というのはいい方針ではないか。試合中のブルペンとマウンドだけでも60球は投げるというなら、試合前に40球も投げた場合、試合に出た最後あたりでは100球に達することになり、打者たちが少し粘ると打ち込まれ出す可能性も高いのではないかと思う。中継ぎやリリーフが、ランナーを出すと打たれ出すことが多いのは、実はそこまでに球数を投げすぎているからだ、と仮定することもできそうだ。つまり、ランナーが出ると、それだけ1イニングに必要な球数も増えるからである。中継ぎに対する早打ちは、投手を楽にさせる、と言えるだろう。2ストライクを取られてもそこから粘れる打者が多いチームが良い打線であり、そういう打者が良い打者だ、と私は思う。実際、一流打者は2ストライクを取られてもそこから仕留めるのが大変だと言う。
打者から見て絶好球と思ってもそれをクリーンに捉えることは困難なわけで、初球凡退というのは横浜野球では何度も何度も見てきた。それより、たとえ結果的に凡退しても、2球ストライクを取られるまで球を見て、少しでも粘るほうがチームへの貢献度は高いだろう。僅か1イニングの中で待球や粘りは無意味だ、と思うなら、それこそ「野球は2アウトから」ということは有り得ない、ということになる。たとえ2アウトを取っても、ランナーが出たら投手の心理はがらりと違うものであり、打者に粘られた場合の心理も刻刻変化するはずである。
投手というのは実に繊細な「投げる精密機械」なのだ。ボールが手を離れるわずか0.01秒の間の1ミリ以下の微細な指先の狂いで球の行き先は大きく変わるのである。ならば、心理的動揺を誘うことが投手攻略のポイントであり、それには「初球凡退」は最悪となるだろう。




(以下引用)




 巨人に10年ぶりに復帰した上原浩治投手(42)が20日の日本ハム戦でオープン戦に初登板し1回を無失点に抑えた。野球評論家の西本聖氏がテレビで上原の投球をチェック。シーズンでの起用法などについて聞いた。


 -1回を1四球のみの無失点に抑えた


 西本氏 直球が高めに抜けることが多かったがそれでもスプリットをうまく使って抑えた。元々、コントロールの良い投手だし、勝負どころでのピッチングにも長けている。あとは開幕までにいかにコンディションを整えていくだけだと思う。


 -上原の加入で巨人のリリーフが分厚くなった


 西本氏 5回まで先発が投げてくれれば6回から沢村、上原、マシソン、カミネロで1イニングずつ。これは豪華な継投になる。


 -上原はどこで使うのがいいか


 西本氏 今回は沢村の後の7回に登板したが、8回がいいかもしれない。沢村、マシソンの速球で押して、上原を挟んで再びカミネロの剛速球で締める。これが一番効果がある感じがする。


 -4月3日で43歳。シーズン通して働けるか


 西本氏 技術も経験もある投手。いかにベンチがコンデションに配慮して起用できるか。例えば先発が7回以上投げた場合は使わない。あるいは2連投したら必ず休ませるとか。リリーフ投手というのは登板が無くてもブルペンで肩を作る。試合のマウンドに上がらなくても消耗するもの。今日は投げさせないと決めたら、ブルペンで肩も作らせない。シーズンは長い。私は阪神のコーチ時代、リリーフ陣には試合前の練習でキャッチボールをさせなかった。投げないと不安なものだが、キャッチボールをしないだけで疲労度がまったく違う。登板前にブルペンで投げるだけにすればキャッチボールを含めて100球近く投げていたものが、ブルペン+試合で60球程度に球数を抑えることができた。大事なことは慣れ。慣れてしまえばできる。


 -巨人の投手陣について


 西本氏 先発に関してはマイコラスの穴は埋めるのは難しいが、ブルペンは上原の加入で相乗効果が期待できる。若い選手にはプラスになるだろうし、中堅、ベテランにも刺激になる。私も巨人OB。今シーズンは勝って欲しいし期待をしている。





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