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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「symatyan2のブログ」から転載。
日本の音楽業界は終わり、かね。
昔、山で遭難した若者たちが歌を歌って互いに元気づけあった、と新聞記事に出たら、その翌日にジャスラックから請求書が来た、というジョークがあるが、もはやジョークで済む話ではなさそうだ。



(以下引用)



進行する日本破壊政策・音楽地獄編

テーマ:

進行する日本破壊政策・音楽地獄編





http://www.fastpic.jp/images.php?file=4883616108.png




前回の記事が削除されてしまったので、今後は表現方法に気をつけ
ながら、でもいつもの調子は出来るだけ崩さずに書いていきます。




株価が15年ぶりに上がっただとかの景気の良い話題がメディアを
駆け巡っています。




テレビのニュースでは投資家たちが嬉しそうな顔でインタビューに
応えているので、視聴者もうっかりその気になってしまいそうです。




しかしその気になったところで懐が潤うわけではないんですね。




現実は厳しいのです。




前に「コンビニ地獄」で、経営者が「ハゲタカ」や「ハイエナ」たち
に骨まで搾取される話を紹介しましたが、今回は音楽の世界までも
食い物にする権力者と末端の悲惨なショップの話です。




近鉄奈良駅から5分ほど歩いたところにCD屋さんがあります。




その店が28年間続けてきた「店頭陳列販売」を、この3月を持って
終了するそうなんですね。




「ジャンゴ」というCDショップです。




その理由を店長は下のように語っています。




「このところ店舗やメールで本当によく尋ねられるので、3月をもって
新品CDの店頭陳列販売から手を引く(引かざるを得ない)わけを、
簡単に書き記しておこうと思います。




もうこの仕事が嫌になったとか、そういう感じの理由では実は全くない
のです




4年ほど前から、新品のCDは定価の8割での完全買取が当店の仕入


れ条件になっています。




返品もできなくなりました。




(大手チェーン店や外資系なら今日でも25~30%ほど店側の利益が


あるのかもしれませんが??)。




例えば千円のソフトロックのCD1枚の買取価格は864円です。




わかりやすいので、税抜きで説明を進めます。千円CDを10枚仕入れ


る場合に支払う額は8千円。




1枚が売れ残った場合売上げは9千円となり、逆に言うと9枚ものCDを
販売しにもかかわらず利益はたった千円です。




もし2枚が売れ残れば、ただちにその時点で赤字に転落します。




店舗の陳列CDの、おおむね全ての品においてこの条件のもとで3年


間頑張ってきたのですが、いくら頑張ってもわずかな利益を手にする


事も困難でした。




たくさん売れた月は嬉しかったけど、それでもさて利益となると
ほとんど得られていないのが実情でした。




この『定価の8割で買い取る』という仕入条件は、時代劇で描かれる
「お上から搾取される貧しい小作人たち」と同じです(笑)。




彼らも10の成果のうち8を奪われるのです。手元に残る2だけで食べ


てゆくのはとても厳しいです。




実際にはあり得ませんが、仮に1000円CDを毎日10枚仕入れ、その日


のうちに残らず全部売り切ったとしても、1日あたりわずか2千円の利益
にしかならず、 テナント家賃の日割り分にも届きません。




これではいくら頑張っても黒字経営は無理です。




実はこの3年間、CD業界の取引条件がひょっとしたらまた以前のよう


に商売可能な条件に緩和されないかという淡い期待もわずかにあった


のですが、 状況を見る限りそれはもう無いでしょう。




レコード会社も卸問屋も音楽家も甘い汁は吸っておらず、誰が悪い


わけでもありません。




時代の流れでしょうか。




まあざっとこういった理由により、3月いっぱいで新品の店頭陳列販売
から撤退します。
http://togetter.com/li/788172




数年前から始まった完全買取と返品不可の制度が経営を圧迫して


いるわけですが、小泉改革の落し物と言ってもよい本当に酷い話です。




書店普通の物販と違って数多くの種類を揃えねばならないCDの


場合、これは非常にキツイと思います。




しかもこれから悪くなることはあってもよくなることは無いのです。




上の話で店長は、




「レコード会社も卸問屋も音楽家も甘い汁は吸っておらず、誰が悪い
 わけでもありません」




と言ってますが、甘い汁を吸ってる連中は確かに存在するのです。




政府の天下り社団法人の一つに、日本音楽著作権協会(JASRAC)と


いうのがあります。




CDなどを買うと必ずJASRACのシールが貼ってありますよね。




このジャスラックが今度、著作権をたてにダンス教室などでバックに
流す音楽も管理して使用料を徴収するというのです。




つまり上納金を納めないとカルチャーセンターなどで音楽を流せなく
なるんですね。
http://www.jasrac.or.jp/info/play/school.html
http://www.jasrac.or.jp/news/15/0209.html




学校のフォークダンスなどで使う音楽は特例があるようですが、それ
以外は全部適用されるみたいですね。




たとえ無料コンサートでも出演者がギャラ貰った時点でジャスラック
に金を払わないといけなくなります。




実際、某洋楽アーティストの曲専門で和訳を載せてるブログ、ファン
は重宝してたらしいですが、ある日からブログは見れなくなっています。




著作権は大事ですから作曲者に直接使用料払うなら分かりますが、
なぜジャスラックを通さねばならないのか、理不尽すぎますね。




要するに他人の創作物で手数料取ってるわけです。




しかも音源がCDを使っている場合、CDには著作権料を払っている
ので、著作権の二重二重取りかもしれません。




もう日本では音楽文化自体が終わりのようです。




なんかやってること、押し売りの仕方がNHKに似てきましたね。




まるでヤクザです。




やはり安倍政権になってから全ての分野で団体が悪どくなってます


が、これが自民利権というものでしょうか。


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