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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「クリエィティブ・ディレクター」などという連中の頭の程度が分かるエピソードだ。まあ、そういう連中に仕事を依頼する企業幹部の頭の程度の低さのほうが問題だが。
そもそも、エネルギー食品において「カロリー」はエネルギーそのものなのだから、「カロリーハーフ」とは「価値を半減しました」と名乗るに等しい。馬鹿そのものである。


(以下引用)

森永製菓、「ウイダーinゼリー」まさかの躓き

東洋経済オンライン 8月16日(土)6時0分配信


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森永製菓、「ウイダーinゼリー」まさかの躓き

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森永製菓、「ウイダーinゼリー」まさかの躓き
3月にリニューアル発売された「カロリーハーフ」(左)は、4カ月で前身の「マルチビタミン」(右)に戻された?(出所)森永製菓のパンフレットおよびHPから作成

 「新しい価値観を世の中に提示していく」――。

 こう掲げて今年3月、森永製菓は主力商品「ウイダーinゼリー」のラインナップとコンセプトを一新する、大リニューアルを実施した。

【詳細画像または表】

 従来の「エネルギー」「マルチビタミン」「プロテイン」という機能性を軸にしたラインナップから、「エネルギー」「カロリーハーフ」「カロリーゼロ」というカロリー別のラインナップに変更。リニューアル会見では「ウイダーのブランドコンセプトに時代のニーズをプラスした」と自信を見せていた。しかし、わずか4カ月で、このリニューアルは見直しを余儀なくされることとなった。

■ 「真新しさがなくなった」のを機に

 ウイダーinゼリーは1994年に発売された、ゼリー飲料のパイオニア的商品だ。当時、朝食をとらない人が増加し始めたことに着眼し、1個でごはん1杯分のエネルギー(180キロカロリー)を摂れる手軽さを売りにした。そして99年、SMAPの木村拓哉氏が出演した「10秒チャージ2時間キープ」というキャッチコピーのCMが話題を呼び、売上高が飛躍的に拡大。現在では、森永製菓の年間売上高1646億円(2013年度)のうち約300億円を占める、同社ナンバーワン商品に成長している。

 ただここ10年、ウイダーinゼリーの売上高は横ばい状態にあった。その原因について、「現在の20歳から30歳くらいの人たちにとって、ウイダーinゼリーは子供のころから当たり前にあるもの。どうしても目新しさはなくなっている」。森永製菓が4月のリニューアル会見で配布した資料で、松崎勲・執行役員も率直に語っていた。そこで発売20周年を機に、「発売当初の驚きをもう一度取り戻そうと、リニューアルすることにした」(同)という。



 リニューアルに際し、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏を招聘。ファーストリテイリングや楽天といった企業だけでなく、SMAP、新国立美術館、明治学院大学など、あらゆるジャンルのブランド戦略を手掛けてきた人物だ。セブン-イレブン・ジャパンのPBブランド「セブンプレミアム」のリニューアルでは、「それまでほとんど売れていなかった折りたたみ傘が、佐藤氏のデザインで発売したら晴れの日でも売れるようになった」という逸話もある。

 その佐藤氏が、今回のリニューアルではデザインのみならず、クリエイティブディレクターとして、ブランドコンセプトの設計からコミュニケーション戦略まで、トータルでプロジェクトに参画したのだ。

 ところが、である。こうして実現した大幅刷新だが、8月6日に発表された第1四半期決算で、驚くべき結果が明らかになった。ウイダーinゼリーの売上高が前年同期比1割減になっていたからだ。

■ コンセプトがあいまいな商品も

 森永製菓はその原因について、「リニューアルのコンセプトを浸透することができなかった」と説明する。カロリーのない「カロリーゼロ」が比較的好調な一方、1個90キロカロリーの「カロリーハーフ」が苦戦。「カロリーハーフ」はリニューアル前の「マルチビタミン」をベースとする商品だが、カロリーゼロでも、エネルギー補給ができるわけでもない、「カロリーハーフ」に置き換えたことで、その価値を訴求しにくくなったものと見られる。

 売り上げ不振を受け、森永製菓は早くも7月、急遽「カロリーハーフ」を「マルチビタミン」に戻す“再リニューアル”を実施。「カロリーハーフ」は4カ月足らずで姿を消すこととなった。

 同社は今後、現在販売中の「エネルギーレモン」や「エネルギービッグ」といった期間限定フレーバーや大容量品の投入で、底上げを図る見通しだ。また、引き続き佐藤氏はブランド戦略に携わるとしている。

 “可士和マジック”で華々しい20周年とするはずが、出鼻をくじかれたウイダーinゼリー。再びの方針転換で、よい1年とすることができるのか。今後の戦略から目が離せない。

 (文中、松崎勲氏の「崎」は正しくは「大」の部分が「立」です)


田嶌 ななみ


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