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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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たけしは映画的教養があるから、歴史的名作を半分くらい入れていて、その部分は私も同感する。後は、今日的感性、あるいはたけし自身の暴力との親和性による選択に見える。「LA大捜査線」から「狂い咲きサンダーロード」までがそれで、私がこの中で観たのは「ダークマン」だけである。これはたけしが褒めていたのでビデオで観たが、なるほど良くできた娯楽映画だとは思うが、オールタイムベスト10に入れるほどか、と思う。娯楽映画としては「ダークマン」レベルのものは毎年作られていると思う。
意外なのが「鉄道員」で、これは、その映画を見た年齢による過剰共感かと思うが、私自身はこの映画を観ていないので、よく分からない。音楽は名曲で、当時大ヒットした。

今気が付いたが、意外と戦争映画をたけしは観ていないような気がする。西部劇も、西部劇としては異端の部類と思われる「ガルシアの首」だけで、時代劇も「七人の侍」だけ、ということは、それらのジャンルをあまり好まないのだろうか。

なお、キューブリックの作品を二つも入れているところは、「映画を分かっている」という感じがあるとともに、彼の映画の理想とするところも何となく感じられる。初期の「あの夏いちばん静かな海」でも、「キッズリターン」などでも、ストーリーよりも静謐さと映像性(風景)、そしてポエジーが彼の映画の重要な要素であったように思う。淀川長治や黒澤明が彼を高く評価したのも、彼が映画の本道をきちんと受け継いでいると見抜いたからだろう。

要するに、映画とは映像と音による詩であり、映像だけなら絵で十分、音だけなら音楽そのもので十分、物語なら小説で十分であり、それらすべてを総合したところに生まれるポエジーが映画の本質的美点だ、ということだ。


495: 風吹けば名無し 2017/12/30(土) 17:14:43.28 ID:rehC5WN1a
たけしのオールタイムベスト
天井桟敷の人々
2001年宇宙の旅
時計仕掛けのオレンジ
七人の侍
LA大捜査線
ワイルドアットハート
ガルシアの首
ダークマン
狂い咲きサンダーロード
鉄道員

口ではあんま見ない言うてるけど自分の感性にあった映画はクソ研究してそう
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