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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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夏アニメはすべて駄作・愚作かとあきらめていたが、たまたま気まぐれに見た「ゴジラS・P」がかなりの優秀作の匂いを持っている。
脚本が円城塔で、この人はハードSFの印象があったので一作も読んでいない。しかし、三回まで見た限りでは、ユーモア感覚もあるし、バランス感覚がいい。最初からゴジラではなくラドンを出すというセンスもいい。これがバランス感覚である。庵野の「シン・ゴジラ」の後で、話の最初からゴジラを出すのは愚策であるというバランス感覚、こういうのが貴重なのである。
ただ、現段階まではキャラにも魅力があるが、怪獣映画(アニメ)だと途中から人物のキャラはどうでも良くなり、ただいかにして怪獣を倒すかという小児的なバトル物になるのが怪獣映画(アニメ)の宿命なので、この先どうなるか、心配ではある。


(追記)
9話くらいまで見たが、途中からはあまり真面目に見ていない。「ゴジラ」の話ではなく、生物学的、物理学的な「特異点」が話の中心で、そのSF的談義が煩わしすぎる。視聴者が何を面白く感じるかということへの配慮がどんどん薄れている感じだ。
物理現象が時間を超越するというアイデアが面白いと脚本の円城塔は思って、そのアイデアを発展させるのに夢中になったのだと思うが、そのアイデアを面白いドラマにできていない。あるのはただの怪獣アニメである。しかも、怪獣が無数に出て来るので逆にまったく盛り上がらない。
せっかく面白くできそうなキャラを出しながら、それを活かしきれていない。
つまり視聴者置いてけぼりのアニメになっている。
まあ、ネットには「我こそは批評家なり」というウルサガタが多いから、そういう連中にはウケルかもしれない。昔、エヴァンゲリオンで盛り上がったあのパターンである。
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