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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「進撃の巨人」を三十何回まで見ているのだが、主人公(か?)のエレンというのは最高に最低の主人公だと思う。まったく知性が無く、その場の感情だけで行動して周囲を危険に巻き込んでばかりいる。いざという時には泣きわめくだけである。エレンという女名前にふさわしい、ダメ女性キャラだが、男という設定なのだから、これは男を守る女(ミカサ)という、フェミニズム志向の漫画(アニメ)なのか?ついでだが、コニーという坊主頭のチビ脇役がいるが、これも女名前の男である。作者は意図的にそうしているのか、それとも無知なためか。もっとも、異世界の話だから、別に男名前女名前の区別の無い世界だとしてもいいが、視聴する側としては居心地が良くない。
で、ヒストリア(この名前もひどい)の郷里の礼拝堂地下で、ヒストリア(クリスタ)の巨人化をその父親が図り、失敗して、クリスタに注射する予定だったが地面にこぼれた注射液を父親が舐めて巨人化するのだが、注射する液体を舐めても巨人化するという設定もさることながら、地下礼拝堂の崩壊から仲間を守るために、エレンが「鎧化する何か」を口に入れて巨人化する、これがまったく意味不明である。そんな「何か」は前でまったく言及されていないはずだ。まったく、その場しのぎのご都合主義である。鎧が、なぜか鎧ではなく、味方を天井の崩落から守る「檻」になるのもご都合主義である。馬鹿のエレンが咄嗟の判断でやったことが不自然に成功するあたりが「主人公特権」かwww
ただ、クリスタが父親の詭弁に反抗するところだけは良かった。あの詭弁に丸めこまれるようなら、この漫画(アニメ)の登場人物は全員白痴かと思うところだった。まあ、白痴というより、「作者が話を作るための『道具』」でしかないから、作者のご都合主義のために毎度毎度馬鹿な言動をするわけで、気の毒ではある。
いくら、作中人物が主要人物も含め大勢無惨な死を遂げるからといって、それだけで話が「リアルだ」ということにはならないのである。作中人物を殺すなど作者には簡単なことだが、これまでの大衆作家は、そこに節度を持っていたから、「味方側の重要人物があっけなく死ぬ」のは避けていただけだ。
と言うことで、この作品は「批判する楽しみ」を与えてくれる、私には有意義な作品である。批判や批評は娯楽なのである。
しかし、「感動の押し売り」だけは閉口する。お互いの誤解で反発していた主人公サイドの連中が泣いて仲直りしたら、視聴者や読者は感動するだろうという計算があまりに低レベルだが、実はそういう「ワンパターン」すら知らない視聴者や読者がほとんどだから、それで結構成功するのである。作品中の人物が泣けば自分も泣き、笑えば自分も笑う、精神年齢の低い視聴者や読者が大半だから、作るほうは簡単だ。まあ、逆に、作中人物が泣いていると冷笑する、私のような視聴者がサイコパスかwww


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