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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「爺さん婆さん若返る」という、気になるタイトルのラノベ(か?)がアニメ化されたので、第一話を見てみたら、脚本が菅原雪江で、前に書いたように「オーバーロード」の脚本家として私が評価している人物だった。しかし、同脚本家の何とか言うアニメをこの前見て、あまり感心しなかった(確認したら、「望まぬ不死の冒険者」で、最初は期待させたが、途中から完全に失速。原作のせいか監督のせいかは不明。キャラ絵が下手なのは、多くのダメアニメに共通している。つまり、監督にキャラ絵を判断するセンスが無い。)ので、期待半分、不安半分で見てみると、「爺さん婆さん」は最低最悪のアニメだった。責任の8割から9割は監督にあるとは思うが、キャラクター設定も(造形的に)最悪である。特にギャグ顔が最悪である。まったくセンスが無い。見ていて不快にしかならない。これを「面白い」というセンスで監督をするのだから、すべてに無能であるのも当たり前だろう。アニメ監督の資質ゼロである。
まともな才能のある監督なら、失敗作でも他の多くの監督の作品より優れているのが普通なのである。まあ、中にはホラー系の才能はあるが、笑いの才能は無い、という監督もいるが、才能の差が一番現れるのは笑い(ギャグ)の面だろう。だから、「クレしん」の歴代監督の多くは別作品に進出しても有能だったのである。
笑いというのは、正常と異常の分岐に出て来るもので、笑いのセンスのある人間はささやかな異常にも敏感で、そこをどうすれば笑いになるという本能的センスを持っているものだ。特に、世の中の「隠れた異常性」を追求していけば、社会批判になり、政治的には反体制的にもなる。それが風刺文学である。笑いの本質をつかめず、流行の表面的な模倣だけするから、下らない作品になるのである。
なお、前にも書いたかもしれないが、「とんでもスキルで異世界放浪メシ」も、センスの悪さでは「爺さん婆さん」に近いが、評価段階で言えば、「爺さん婆さん」よりは上である。まあ、「とんでも」が下の中なら「爺さん婆さん」は下の下だ。
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