この後、兵庫、三重、福島の名前はこれがいい、というツィートがたくさん来ているようだが、それが見事にすべて面白くない。愛郷心のせいだろう。福島が、野口英世の生誕地だから「のぐち」がいいとか、くだらない。今時、誰が野口英世の生誕地など興味があるものか。「きみん（棄民）」か「げんし」だろう。
千葉の「ねずみ」が分からない、という人がいるが、「ネズミーランド」に決まっているではないか。私の分からないのは、北海道の「ざんぎ」、群馬の「やぼう」、茨城の「じーこ」（サッカーのジーコのことか？）、東京の「なぎら」（なぎら健壱か？　なぜそれが東京を代表？）、和歌山の「ぱんだ」（ぱんだは別に和歌山の動物園だけにいるのではないだろう。）、鳥取の「すなば」（砂丘は砂場とは言わないと思う。少なくとも、全国的な用法ではない。）岡山の「でにむ」（デニムの産地なのか？全国的に有名なのか？）佐賀の「はなわ」など。
それにしても北海道の「ざんぎ」が気になる。「なまら」くらいなら、北海道出身の漫画家の漫画で知っているが。
お気に入りは、大阪の「せやな」と京都の「どすえ」、特に気に入りではないが、埼玉の「ださい」は鉄板だろう。神奈川の「じゃん」もなかなか。もっとも、神奈川全体で「じゃん」という語尾を付けるとも思えないが。