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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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まあ、基本的に広岡が言うことは正論である。メジャーリーグはフロントや球団や球団首脳がやたらに流行を追った結果、野球の「質」が低下し、チームの勝利より個人成績優先となり、チーム成績が無意味化し、野球人気がどん底に落ちた。馬鹿がよく言う、「メジャーではバントをしない」論も、その質的低下のひとつの現象だ。選手が(カネにならない)バントを嫌うからバントが下手になり、得点に結びつかなくなっているだけだ。
広岡発言は「野球はチーム競技であり、チームの勝利を最優先するのが当然だ」という思想で、現代の若者には古く思えるだろうが、それは「個人を理不尽に扱っていい」というのとは別である。見えにくいチーム貢献やチーム成績が個人の評価に結びつけばいいのであり、それは球団や監督の姿勢の問題だ。
下の発言での今津と三村の広岡の評価はそれを言っているわけだ。
ただ、「指導者育成プロジェクト」は、言うは易く、行うは難しだろう。大リーグのように、球界が多層構造だと、2Aや3Aで好成績を残した監督やコーチを上に段々と引き上げられるから、指導者育成になる。日本の場合、二軍で好成績を残しても1軍監督になれるとは限らない。

(以下引用)

May 31, 202422:43
廣岡達朗氏「巨人はなぜ毎日オーダーを変えるのか 球団は指導者育成プロジェクトを」
カテゴリ読売ジャイアンツOB・レジェンド

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1717159477/

uUzvQ3lML_bkIqyakc1vFhNrRI0RUQxg5aFkrX0xDg1_T0wXrbEJjtNGtrf1

1: 冬月記者 ★ 2024/05/31(金) 21:44:37.12 ID:WKuLW7Yl9
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5db85b86844bb780532927253ba23f24ac50b1b?page=2

廣岡達朗コラム「巨人はなぜ毎日オーダーを変えるのか 球団は指導者育成プロジェクトを」


 巨人はここ最近、一番・丸佳浩、二番・坂本勇人にするなど毎日のようにオーダーを変えている。主役がわき役になったり、わき役が主役になる。坂本はクリーンアップに固定すべきだ。吉川尚輝も開幕当初は八番を打たせていたのに、現在は三番に置いている。

 なぜ巨人はオーダーを決めないのか。少し結果が出なければ二軍へ落として代わりの人間を起用。こんなことをしていたら人は育たない。

 選手のタイプがクリーンアップ型かリードオフマン型かは一目瞭然である。それが分からない人間が監督、コーチを務めているから目先の結果欲しさにオーダーを変えるのだ。

 かつて広島・山本浩二監督は新井貴浩(現広島監督)を四番で使った。最初は結果が伴わなかったため批判もされたが、山本は信念を貫いた結果、新井を開花させた。

 それに比べて昨今の首脳陣は辛抱が足りない。やはり不動のクリーンアップでいくべきである。

 こんな巨人が今年勝ったら私は野球界から足を洗う。チームが上位にいるのは巨人の“崩れた伝統”で勝っているに過ぎない。阿部慎之助監督は本当に自分の意思でオーダーを決めているのか。誰かの意見に左右されていないか。いずれにしても監督1年目、簡単に正解が出るはずがない。人間、死ぬまで勉強だ。
 

 日本にはアメリカのマイナー・リーグのような指導者を育てる場がない。ならば球団が長期的な指導者育成プロジェクトを組めばいいのだ。その一環として、将来の指導者候補の海外派遣を私は提唱したい。

 日本で当たり前にできていたことが通用しないアウェーの世界に身を置くことで、言語の違いなどにもがき苦しみながら、それを乗り越えて野球を勉強していく。大切なのは通訳を付けないこと。誰の助けも借りずに1人で世界を見て回れば、自分がいかに井の中の蛙だったかに気づく。その結果、日本に帰るころには味のある指導者になっているのだ。

 指導者育成の成功例ができれば、皮肉をこめて言えば日本の他球団は面白いように追随する。悪いことをマネするのはよくないが、良いことならいくらでも手本にすればいい。


 12球団の監督の中で比較的勉強をしているのが阪神の岡田彰布監督である。オリックスの指揮官として経験を積んだ。専門外の投手陣も担当コーチ頼みにせず、自らブルペンに足を運ぶようになった。そこで培ったものが今に生きている。チーム防御率1位(5月26日現在)がその証拠だ。

 ただ、その岡田監督もまだまだ勉強すべきところはある。

 佐藤輝明は不安定な守備を露呈したのを機に、二軍へ落とされた。教える能力がないコーチ、引いては監督の責任である。これと見込んだ選手は使い続けながら育てるべきだ。

 監督とコーチとでは着眼点が違う。私は1970年に広島の守備コーチとして根本陸夫監督に呼ばれた。根本さんは今津光男をショートに起用していた。私は「今津を使うのなら、監督の責任です。私は責任を負えません」と直言した。

 なぜなら今津は自分が気に入らないバウンドは平気でエラー。それに比べて新進気鋭だった三村敏之はどんな打球にも懸命に捕りにいった。ひたむきさが伝わってきた。だから私は「最終決定を下すのは監督ですが、三村はこれから徐々にうまくなります。辛抱強く使ってください。モノにならなければ私の責任です」と腹をくくって徹底的に彼を鍛えた。その後、三村は不動のショートストップとして1975年のカープ球団初のリーグ優勝に貢献した。

 「この選手が育たなかったら自分の責任です」――そう言い切れるだけの人間が現在のコーチの中にどれだけいるだろうか。コーチという職業は単に生活の糧であってはいけない。責任、矜持、そして何より選手をうまくしてやろうという思いやりを持たなければいけないのだ。
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