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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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なんだか、楽天の補強が凄まじく、下手をしたら、来季は一気に優勝戦線に割り込んでくる可能性も出てきた。私が前に冗談半分で書いた、大リーグであぶれている日本人選手を全部取れ(10月16日の記事)、というアドバイスが、実現されているのである。岩隈も残留するということであり、星野仙一という男は、どこまで強運の男なのだろうか。野村時代に今の戦力を与えていたら、楽に優勝戦線に加わっていただろう。しかし、それもこれも星野というネームバリューのお陰であり、それを作ってきたのが星野自身なのだから、これを運とだけ言うわけにもいかない。
とりあえず、来季の楽天は、オールスターレベルの選手が「岩隈、田中、松井、岩村」と四人もおり、それに今季活躍した島捕手に、まだまだやれそうな山崎もいる。中村紀は首になったのだったかどうか忘れたが、それを除いても相当な強力打線である。しかも、今のパリーグには、名将と呼べるほどの監督はいない。昨シーズンの終盤、ロッテに「下剋上」を許したところを見ても、西武の渡辺、ソフトバンクの秋山、日本ハムの梨田、どれもたいしたことはない。星野にとって怖い監督はいないのだ。かといって、星野より格上の監督で、現役に復帰しそうなベテラン監督もいない。まさに星野が天下を取るために仕組まれたような状況である。
監督としての星野がけっして一流ではないことは、その実績が示すとおりだが、しかし彼の強運さを見れば、来季のパリーグを制覇するのは楽天だと賭けておいてもいいだろう。ドラフトでは強運さをほしいままにする日本ハムも、選手育成に関してはあまり良い結果を出していないから、せいぜい優勝戦線に加わるという程度で終わると私は見ている。中田がブレイクすれば話は別だが、打線があまりにも小粒すぎるのである。それはロッテも同じだ。楽天がこの上、イ・スンヨブまで取れば、来季の楽天の優勝確率は5割以上ある、と見てよい。なにより、他球団が戦う前から委縮してしまいそうな凄い打線であるのだから。
現在のパリーグは、案外とどの球団も打線が貧弱なのである。一番打線が良かったソフトバンクが、松下・小久保の故障でかなり劣化していること、西武も中村に安定性が無いために大砲がいないこと、オリックスはローズ・カブレラが衰え、さらにカブレラは解雇されるという話だから、せいぜいT・岡田だけの打線になること、ロッテ・日本ハムはもともとピストル打線であることを考えると、実は来季の楽天はパリーグ最強打線になるのである。私が星野なら、カブレラも取っておきたいところだ。
星野という男は計算高くて、私はあまり好きではないのだが、計算高いということは指揮者としては有能であるということだ。できれば、伊志嶺捕手を二軍から引き上げて、島の控えとして一軍帯同し、彼に出場機会を与えてほしいところだ。伊志嶺捕手は、選手の能力を見抜く力では定評のある「蔵建て男」氏が高く評価していた選手である。捕手はハードワークであるから、一軍第二捕手として彼を育てておくことは、楽天の今後に大きな好影響を与えるだろう。捕手の弱いチームに一流チームは無いのであるから。
後は、外野に強力な外人選手の一人二人を取るか、外人投手を取れば、来季の楽天の優勝確率は7割以上と見てよい。これほどまでに確信の持てるペナントレース展望もめったにないくらいだ。
この強力打線をバックにすれば、新人の塩見や美馬も勝ち星を上げることが容易になるわけで、投手に関しても今より落ちることはない。まあ、岩隈と田中が二人そろって故障する以外には、楽天の不安要素は無いと言ってよい。
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