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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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若松の打撃を参考に、父親のアドバイスで自分の打撃を作り上げたのが掛布だが、二人とも低身長でありながら強打者だった。そのフォームをうろ覚えで言えば、「下半身が動かない」ことだった記憶がある。つまり、究極の打撃フォーム、バリー・ボンズと同じことを、日本のふたりの小柄な打者がやって成功していたわけだ。まあ、うろ覚えだから、本当に「下半身が動かない」フォームだったかどうか自信はないが、とにかく、ふたりとも下半身の強靭さがその打撃の土台だったと思う。それは王貞治の打撃にも言える。王の下半身の異常な強靭さは、ユニフォームの上から見ても明白で、彼の太腿は女性のウエスト並みの太さだと言われていた。それ以上に、ふくらはぎの太さが目立ったものだ。その反面、上半身はさほどでもなく、腕の力や握力は常人と同じ程度だったらしい。つまり、現代の「筋トレ理論」とは正反対に、上体を鍛えることにはまったくメリットが無いことを証明するのがこの三人だろう。
ちなみに、「下半身が動かない」のは王貞治も同じで、「最初から足を上げて、球が来るまでその姿勢で待つ」のだから、足を上げた後は、インパクトの直前までずっと動いていないのである。下半身の動きが無いから頭部の上下動が無く、視線の上下動も無い。だから球を捉えるのが正確になる。王が強打者でありながら高打率も残したのはそのためだろう。
下の記事に書かれた内容とは別の話になったが、「変化球を待ってストレートにも対応する」が可能だったのは、打席で無駄な下半身の動きがないから視線の位置が変化せず、球の動きに対応できるからだったのではないだろうか。

(以下引用)


飯田 哲也元ヤクルトスワローズ

1968年5月、東京都調布市生まれ。千葉県の拓大紅陵高を経て、86年ドラフト4位で捕手としてヤクルト入団。日本一と称された中堅守備と俊足を生かした打撃でヤクルト黄金期を支えた。2006年に楽天で引退。07~13年はヤクルトで、15年から昨季までソフトバンクでコーチを務めた。現役通算1505試合で1248安打、363打点、48本塁打、234盗塁、打率・273。ゴールデングラブ賞7回(91~97年)、92年盗塁王。日本シリーズ優秀選手賞2回(92、93年)。


とてもマネできない「小さな大打者」若松勉さんの打撃理論

公開日: 更新日:

 89年の引退後は解説者を経て、93年に一軍打撃コーチとしてヤクルトに復帰。二軍監督も務められました。そんな若松さんの打撃理論には、心底驚かされました。シャイな性格でも、ことバッティングに関しては非常に厳しい。

 若松さんの理論は、「変化球を待って、ストレートに対応しろ。主にスライダーのイメージで待て。そうしたら、直球にもついていける」です。

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■「慣れるから」と一言

 打撃のセオリーは直球を待ちながら、変化球に対応すること。僕もそうでしたが、最初から変化球を待っていると、ストレートをズドンと投げられたときに対応するのが難しい。確かにスライダーは直球系の変化球ですが、熱心に教えていただいても、無理なものは無理だった。

 いくら練習してもモノにできず、「これは僕には難しいです」と言いに行ったこともある。すると若松さんは、「慣れるから」と一言です。












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