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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「The Answer」というネットマガジンの岩村明憲のインタビュー記事の一節である。
興味を惹かれたのは2点。

みんなに共通しているのは、軸がぶれないこと。軸さえしっかりしていれば、どういう形でバットを振ってもいい。


 俺は小学生の頃、掛布(雅之)さんの真似をしてたんだよ。だから、左打ちなの。それまで右打ちだったんだけど(笑)。掛布さんに憧れて、テレビで試合を見ながら真似をした。


最初のポイントは、私はよく、「打撃で軸が動くのは良くない」、と書いてきたが、それがやはり打撃の最大のポイントらしいことが岩村の言葉で確認できたからである。この言葉を聞けば、エリアンの打撃が根本的な改善を必要としていることは明白だろう。数日前に載せた、最近のオコエの打撃フォームもそうである。(不動の軸、という点において、イチローの打撃だけは例外のようにも思うが、あれは千日の鍛、万日の錬で作り上げた、超人的な打撃勘の成せる技だろう。常人の参考にはならない。それに、基本的に長打を打つことを捨てた打撃フォームだ。)
第二のポイントは、岩村の打撃フォームが掛布の打撃フォームを元に作られた、ということだ。何が面白いかと言うと、その掛布の打撃フォームは、父親の指導で、下半身は阪急の加藤秀司、上半身は若松を参考にして作られたものだからだ。(上半身と下半身が逆かもしれないが、それぞれ特徴的なのは加藤の下半身、若松の上半身だったと記憶している。)つまり、「若松・加藤→掛布→岩村」という打撃フォームの系譜がある、というのが面白く思えるのである。
掛布の打撃フォームについては記憶違いの部分があるかもしれない。
なお、想像にすぎないのだが、日本で一番、軸のぶれない打撃フォームは中西太だったのではないかと思う。彼のインパクトの瞬間の写真からそう想像するだけだが、彼の打撃指導を受けたヤクルトなどに強打者の系譜が残っていることからも、この推測は当たっている気がする。体型は全然違うが、バリー・ボンズと似た印象を受ける。


(以下引用)

左打ちの理由は「掛布さん」、真似から始まった打撃スタイル

「学ぶ」という言葉は「まねぶ」とも読み、「真似る」と同じ語源を持つ。見て盗んで真似ることは、つまり学ぶということ。野球教室などで子供たちに指導する時、まずは誰かを真似て見るように勧めるそうだ。


「どんな打ち方でも構わないよ。例えば、山田哲人、柳田、筒香、坂本。今の人気選手の打撃を見よう見まねでやればいい。その代わり、しっかり見ておかなければならないところもある。みんなに共通しているのは、軸がぶれないこと。軸さえしっかりしていれば、どういう形でバットを振ってもいい。


 俺は小学生の頃、掛布(雅之)さんの真似をしてたんだよ。だから、左打ちなの。それまで右打ちだったんだけど(笑)。掛布さんに憧れて、テレビで試合を見ながら真似をした。ああでもない、こうでもないって、自分でいろいろ工夫しながら、スムーズになるところまで、どんどんバットを振った。親からは『最短距離でバットを出せ』って言われてたんだけど、『いや、掛布さんはこうだよな』とか思いながら、自分でやったのを覚えてる」


 真似ることから始まった打撃で、ヤクルト時代の2004年には44本塁打を記録。ついには、海を越え、メジャーの舞台で戦った。NPBとメジャーで戦った17年で積んだ経験は、岩村氏にとって貴重な財産だ。この財産は、我が物と独り占めにするのではなく、広く日本野球界に還元していくつもりだ。日本球界をより発展させるためにも、まずは福島から。2017年も3足のわらじを履いて、力強く前進する。


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