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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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仙台育英は野球部員だけで100人以上いるそうだ。もちろん、県内ナンバーワンの野球高だから、野球のうまい中学生が集まってくるだろう。そういう粒ぞろいの部員の中からさらに選ばれたレギュラーメンバーで戦うのだから、仙台育英が強いのは当然だ。そういう意味では常総学院も同じである。
私は、基本的にはそういう「プロ高校生」集団は嫌いなのだが、しかし、そういう野球名門校があってこその甲子園だ、というのは仕方がない話である。
というのは前置きで、なぜこんなことを書いたかというと、昨日の試合を見ていて、仙台育英が強いのに驚いたからである。常総学院が強いのは分かっていたが、仙台育英はそれと互角であった。勝敗は運で決まったような感じもある。もちろん、常総学院の方がミスが少なかったから運を呼び込めた、ということであり、そういう意味では監督采配で勝敗が決まった、という感じもある。
特に、後半、捕手を換えたのは正解だったと思う。
飯田投手は内田が捕手の間は、実に投げにくそうにしていたからだ。内田は、投手が投げる直前にミットの位置を変えるという妙な癖があり、しかも配球が平凡なセオリー通りで、2ストライクから内角高めに速球をボールにすれば、次は外角低めだろう、というのは誰でも読める。飯田のように球威の無い投手では、配球を読まれたら、それは生命線を失う、ということだ。内田が捕手をしている間、飯田が無得点に抑えていたのは幸運な偶然にすぎない。ほとんど綱渡り状態、という印象であった。捕手が変わった後、一発は浴びたが、試合を左右する一発ではなく、その後の飯田は、実にスイスイと投げていた。捕手としては、内田よりはあの二番手捕手(名前は失念)の方がはるかにいい。肩も強そうだから、捕手としては十分だろう。
一方、仙台育英の監督は、それまでパーフェクトピッチングをしていた鈴木が初安打を打たれ、ちょっとピンチになった段階で、すぐに馬場(と言ったか?)を投入し、その継投策が裏目に出て、2点を失った。結果的には、この2点が命取りであったわけだ。
鈴木に完投能力が無いのか、それとも馬場(?)への信頼があまりに高かったのか、それは分からないが、初安打を打たれた打者以外には1本のヒットも許していない、ということは、常総学院の打者たちは鈴木に合っていなかったということである。ならば、あのピンチの場面でも鈴木が後続打者を抑える確率の方が、馬場(?)が抑える確率よりも高かったはずだ。
というわけで、私がお勧めしていた常総学院が勝ち残って、少し安心した次第だが、飯田一人しか頼れる投手がいないのなら(まさかそんなはずはないだろうが)、これから先は少し厳しい感じもある。まあ、他の学校をすべて見たわけではないので、以上は見た範囲内での判断にすぎない。


他の学校で印象に残ったのは鳴門の四番打者の伊勢隼人である。イ・デホに似た感じで、打率も残せる長距離打者ではないだろうか。単なる長距離打者(桐蔭の近田みたいなタイプ)は、私はまったく買わないのだが、こういう風に打率も残せる長距離打者は、プロに行っても大丈夫だと思う。



もう一つの感想。常総学院の飯田のバントのうまさには感心した。2回とも、実に軽々と、一発で決めていた。今大会、バントミスで試合を不利にする学校があまりに多い中で、飯田のバント(常総の他の野手も多分うまいと思う)は絶品であった。飯田は牽制も抜群にうまいし、ピッチャーライナーを見事に捕球する反射神経もある。高校野球の投手としては理想的だが、球速が無いから、おそらくドラフト指名はされないだろう。惜しいことである。
日ハムの武田やヤクルトの石川など、球速が無くてもプロで活躍している投手は多いのだから、思い切って彼をドラフトする球団があってほしいものだ。まあ、大学進学して、大学野球で結果を残してから、という選択もあるだろうが。









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