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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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安里樹羅、神村月光www
キラキラネームがもはや当たり前の時代である。(上記の二人の名の読み方は知らないが、ここでは「キラ」と「ライト」と読んでおく。)





早実・清宮だけじゃない! 今年のセンバツで注目すべきカードと選手たち


 3月19日に開幕する第89回選抜高校野球大会。10日に組み合わせ抽選会が行われ、1回戦のカードが決まった。まずはブロックごとに有力校と注目カードを紹介する。


 最初のブロックは何と言っても履正社(近畿/大阪)と日大三(東京)の対決に注目だ。履正社は昨年の明治神宮大会の覇者で優勝候補の筆頭。安田尚憲、若林将平の超高校級打者二人を中心に下位でも長打が飛び出す打線は大会ナンバーワンの迫力。エースの竹田祐も安定感は申し分なく、充実の戦力を誇っている。一方の日大三も東日本有数の実力を誇る。今大会も最注目のスラッガー、清宮幸太郎から5打席連続三振を奪った桜井周斗以外にも本格派右腕岡部仁が控える投手陣、主砲の金成麗生を中心とした打線は強力だ。もう一つの好カードが昨年覇者の智弁学園(近畿/奈良)と熊本工(九州/熊本)の対戦。智弁学園は旧チームから中心打者の太田英毅、福元悠真の二人が健在で経験も豊富。熊本工の149km右腕、山口翔との対決は見ものだ。この4チームと昨年夏の甲子園メンバーが残る盛岡大付(東北/岩手)が有力だが、総合的にはやはり履正社が優勢と言えるだろう。


 次のブロックは好投手が多く揃った。中でも安定感が際立っているのが福岡大大濠(九州/福岡)の三浦銀二。両サイドを突く制球力と140km前後のストレートで昨年秋は6完封をマークした。対する創志学園(中国/岡山)の難波侑平もテンポの良い投球が光る好投手。変化球も多彩で投球術に長けている。東海大市原望洋(関東/千葉)の金久保優斗は関東屈指の右腕。特にスライダーは必殺のボールと呼べるキレがあり、好調時は140km台を楽にマークするスピードも誇る。二年連続出場の滋賀学園(近畿/滋賀)は神村月光、棚原孝太の二枚看板にも力がある。チームとしての総合力では前橋育英(関東/群馬)と福岡大大濠が少し優勢。福岡大大濠は超高校級のスローイングと強打が光る捕手の古賀悠斗、主砲の東怜央など野手も力は十分。前橋育英は攻守にバランスが良く、複数の力のある投手も擁している。特に1番、センターの丸山和郁は小柄ながら抜群の運動能力が光り、抑え投手としても活躍する注目選手だ。


今大会も活躍が期待される早実の清宮幸太郎。=10日午前、大阪市北区、井手さゆり撮影(C)朝日新聞社© dot. 今大会も活躍が期待される早実の清宮幸太郎。=10日午前、大阪市北区、井手さゆり撮影…

 次のブロックで中心となりそうなのが健大高崎(関東/群馬)、仙台育英(東北/宮城)、秀岳館(九州/熊本)、作新学院(関東/栃木)の四校。どのチームも近年甲子園で結果を残している有力校だが、今大会では健大高崎を推したい。すっかりおなじみとなった「機動破壊」に加えて複数の力のある投手を揃えていることが大きい。安里樹羅、湯浅大の二遊間を中心とした守りも鉄壁の固さを誇る。仙台育英もショートの西巻賢二を中心に守り勝ってきたチーム。エースの長谷川拓帆も馬力十分だが、捕手で四番の尾崎拓海が怪我で大会に間に合わない可能性があるのが気がかりだ。秀岳館は強力打線が健在。ともにイニングを上回る奪三振率を誇る田浦文丸、川端健斗の二人のサウスポーを揃えていることも強みだ。作新学院は昨年夏のチームに比べると小粒な印象だが、それでも秋の関東大会を制した地力はさすが。エースの大関秀太郎がしっかり試合を作ることができれば勝ち進む可能性は十分にある。


 最後のブロックは清宮擁する早稲田実(東京)に注目が集まるが、それ以外にも力のあるチームが揃っている。初戦で早実が対戦する明徳義塾(四国/高知)は秋の四国王者。昨年夏の甲子園でも一発を放った左の強打者西浦颯大、好守とミートの上手さが光るショートの今井涼介を中心に攻守ともレベルは高い。球威はないが抜群のブレーキを誇るチェンジアップが光るエースの北本佑斗にも安定感がある。東海王者の静岡(東海/静岡)も総合力の高さは大会屈指。強打のトップバッター大石哲平は出塁率が高く、中軸にはずらりと右の強打者が並ぶ。池谷蒼大、竹内奎人と左右の本格派が揃う投手陣も強力だ。大阪桐蔭(近畿/大阪)は将来性豊かな2年生が中心の若いチーム。抜群のセンスを見せる根尾昂、三拍子揃ったセンターの藤原恭大、大型内野手の山田健太など潜在能力の高い選手が揃う。エースの徳山壮磨に安定感が出てくれば十分に優勝も狙えるだろう。忘れてはならないのが大阪桐蔭を近畿大会で破った神戸国際大付(近畿/兵庫)。安定感抜群のエース黒田倭人、強肩強打の猪田和希を中心にした手堅い野球が持ち味だ。早実は清宮、野村大樹の中軸に注目が集まるが、下位でも得点できる切れ目のない打線は間違いなく大会でも上位。柱が不在の投手陣は継投で凌ぐ形になるため、秋のように打ち勝つのがパターンとなるだろう。予想の難しいゾーンだがバランスの良さの光る静岡とタレント揃いの大阪桐蔭が少しだけ優勢と見る。


 有力校が一つのブロックに固まることなく、満遍なく分散したというのが今大会の組み合わせの印象だ。大会前に行われたキャプテンアンケートの優勝候補では履正社がダントツの票を集めたが、それに続くチームも大きな力の差はなく、混戦模様の大会と言えるだろう。


 選手では清宮、安田のスラッガー二人に大きな注目が集まる。厳しいマークを受けることが予想されるが、ともに後ろを打つ打者にも力があるのも追い風となりそうだ。主役二人が実力を発揮するのはもちろんだが、他にも有望選手は多いだけに新たなスターの誕生にも期待したい。(文・西尾典文)







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