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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「BASEBALL MONSTER」というサイトから転載。
まあ、野球ファンにとっては常識的な内容だが、今回のU18大会(だったか?)で日本チームが米国 チームに完敗したのを見ると、どこに原因があるのか疑問に思ってしまうわけだ。

一番の原因は「ボールの違い」ではないか、と思う。あるいは「ボールへの慣れ」の違い。
米国のボールを使えば、(縫い目の高さの違いのために)球がよく変化するのではないか、と私は推測している。いわゆる「ツーシーム」を日本のプロ野球で使う投手は少なく、米国ではほとんどの投手が使うのはそのためだろうと思う。(皮がツルツルのため、シームのある部分と無い部分の空気抵抗の差が大きくなり、ツーシームの効果が大きいわけだ。)ツーシームの特徴は、不規則な変化と、球速は通常のストレートとあまり変わらない、というところだろう。とすれば、もともと制球力が大雑把で球の速い米国投手に有利になるわけである。制球力で勝負するのがふつうである日本投手がツーシームを好まないのも当然だろう。それに、日本のボールだとたいしてツーシームの効果が無いとなれば、使わなくなるわけだ。
なお、下の記事で、日米のストライクゾーンの違いも興味深い。日本に来た外人選手がインコースのボールに異常に神経質になるのは、米国野球ではインコースを厳しく攻めることが少ないからだろう。日本流のインコースぎりぎりが米国では単なるボール球なら、そんなコースになど投げる投手は少ないのも当然だ。投げたとしたら意図的なビーンボールだと疑われるだろう。一昨日の東浜のただのインコースのボール球にアマダーが激高した原因はそこではないか。

今のように日米のボールが大きく違う状況だと国際試合での日本の不利は変え難い。まずは、大きさは(日本人の手の大きさに合うように)小さいままでいいから、皮の質と縫い目の高さを米国球基準に変えるべきだろうと思う。子供のころからそういう球でやっていけば、何も問題はない。




メジャーリーグの表彰一覧



道具の違い

ボールの違い
日本のプロ野球とメジャーリーグではボールの大きさと重さが違います。違いは以下の通りです。
 重さ大きさ
メジャーリーグ約148.8g約23.5cm
日本約141.7g約22.9cm

規則には重量が141.7~148.8g、大きさ(円周)が22.9~23.5cmと決められています。日本はこの規定内の最小の値となっており、メジャーリーグはこの規定の最大の値となっています。また質感も違い、メジャーリーグのボールは滑りやすくなっています。縫い目の高さもメジャーリーグのほうが高く作られていますが、日米とも牛皮が使用されています。また日本では反発係数が決められていますが、メジャーリーグでは決められていないためばらばらになります。

バットの違い
日米のバットの違いは材質です。日本ではアオダモ、ヤチダモ、ホワイトアッシュがよく使用されます。メジャーリーグでは日本と同じホワイトアッシュ、そしてハードメイプルが多く使用されているようです。アオダモなどは柔らかくミートしやすく、ハードメイプルなどは硬く強打向きです。


アオダモとは
モクセイ科トネリコ属の植物。主に日本で木製バットに使用されます。品質のよいアオダモが少ないことからアオダモ資源育成の会がアオダモの植樹などを行っています。
ホワイトアッシュとは
モクセイ科トリネコ属の植物。主に北アメリカにあり、耐久性があり、加工もしやすくなっています。
メイプルとは
メイプルは日本でいう楓です。カエデ科カエデ属の植物です。メジャーリーグでは主にハードメープル(サトウカエデ)というものを使います。北アメリカ周辺にあり、衝撃に強い素材となっています。

グラブとシューズの違い
日米ではグラブとシューズには特に目立った違いはありません。日本人選手がアメリカのメーカーを使ったり、メジャーリーグが日本のメーカーを使ったりと人様々です。

マウンドの違い
メジャーリーグのマウンドは均一でない為、球場によって違うとされています。また日本と違い土が固く投球時に微妙な変化がでてきます。



ルールの違い

ストライクゾーンの違い
日米のストライクゾーンにはかなりの違いがあります。規則では「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ヒザ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をストライクゾーン」となっています。
しかしメジャーリーグではこれが全て適用されません。高めのボールはほとんどストライクとならず低めはなりやすくなります。また、内角にもほとんどストライクとはならず、外角は比較的ストライクになりやすくなります。審判によってもまちまちです。

ストライクゾーン

■試合の規定
メジャーリーグには日本プロ野球のように延長12回の制限がなく引き分けなどありません。決着がつくまで試合は行われます。ただし、アメリカン・リーグでは午前1時を過ぎたら新しいイニングに入ってはいけないことになっており、サスペンデッドゲームとして翌日以降に試合の途中から再開します。また、降雨タイとなっても同様で必ず決着がつくまで行われます。サスペンデッドや降雨タイとなった場合は翌日以降でダブルヘッダー(1日に2試合)となることが多いです。



その他の違い

■応援の違い
日本プロ野球では楽器を使った応援、旗を振った応援が目立ちますが、メジャーリーグではこれらの応援は禁止となっています。メジャーリーグの中継をみてわかるように楽器や旗などなく、応援するには拍手・声援しかないのです。また球場へはバッグも持ち込めません。応援に行くときはご注意を。

■出場登録選手数の違い
通常は出場選手登録は25人までですが、9月1日から40人まで拡大されます。これをセプテンバーコールアップと呼びます。

ぜいたく税
チームの総年俸が一定額を超えると、課徴金が課せられます。これをぜいたく税といいます。ぜいたく税は選手の福利厚生や野球界発展に利用されます。また収入の多い球団の課税額が低いチームへ分配されます。

審判への対応
日本では審判への抗議が目立ちますが、メジャーリーグではご法度です。その代わりメジャーリーグの審判は、審判中にクエステックシステムというストライク判定機で審判の精度が測られており、より正確なジャッジとなるように審判も審査されています。判定機と90%以上ジャッジが合わないとペナルティが与えられます。

先発投手の役割
日本では先発投手は完投することもありますが、メジャーリーグでは通常完投はしません。試合では100球前後までしか投げません。メジャーリーグでは消耗品である肩を大事に扱い、練習でも日本とは違い数十球しか投げません。先発は完投では評価せず、クオリティスタート(QS)という投手評価指標で評価します。クオリティスタートは先発投手が6イニング以上で3失点以内に抑えたときに記録されます。計算はクオリティスタート数÷先発登板数でだします。メジャーでは試合が多く、休みがない為このようになります。

連続出場の難しさ
日本では連続出場記録が1000を超えるような選手もいるが、メジャーではほとんど達成不可能な記録です。なぜならメジャーではどんな優秀な選手でも休養が与えられるからです。メジャーでは投手の肩を心配して完投させないように野手も疲労を軽減してケガを防ぐために定期的な休養日が与えられるのです。

暗黙のルール
メジャーでよくみる乱闘騒動ですが、参加しないと逆にペナルティがあるのです。だから危ない死球を投げようものなら乱闘に参加しなければなりません。また大量リードしている場合での送りバントや盗塁もせず、相手を思いやってプレー?します。また頭の後ろをかすめるようなボールを投げられれば、もちろん報復として投げ返します。これができないと一人前のメジャーリーガーとは認めてもらえず、チームの信頼も得られないようです。








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