京都府庁

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 京都府は9日、新型コロナウイルスに感染して入院中だった京都市の60代男性が死亡したと発表した。府内で感染者が死亡したのは初めて。


 府によると、男性は長岡京市の病院内にある理髪店の店主。3月6日に発熱やせきなどの症状を訴え、12日にPCR検査で陽性が判明し府内の指定医療機関に入院していた。


 体外式膜型人工肺(ECMO)を装着するなどの処置を施したが徐々に容体が悪化し、9日夕に死亡が確認された。死因は新型コロナウイルス肺炎による呼吸不全で、糖尿病と肺気腫の基礎疾患があったという。男性への感染経路は分かっていない。