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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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たまたま「Buddy Daddies」(スペルは怪しい)を見て、シリーズ構成が柿原優子(「瀬戸の花嫁」の脚本家)であるのを知って、思わぬ拾い物かと思ったが、あまり面白くない。「SPY×FAMILY」のパチモンといった感じだが、キャラにまったく魅力がない。特に子供(幼女)の性格が可愛くない。スパ・ファのアーニャの魅力は、幼児らしい打算と幼児らしい無邪気さの混合にあるのだが、バディ・ダディの幼女は、その幼児らしさが魅力になっていないのである。むしろ、ウザイ餓鬼だ、という感じだ。で、最後まで見て、脚本も柿原優子だと分かったので、彼女に失望したのだが、まあ、これはスパ・ファの原作漫画の遠藤達哉との作家的個性の違いと、監督の腕の差だろう。親の役目を男女にしたら明らかにスパ・ファの真似だと分かるので男ふたり(殺し屋コンビ)の共同生活としたのだろうが、その二人も見ていて魅力がまったく無い。それに、子供の前で人を殺しまくるというのもダメだろう。
スパ・ファの方は、原作漫画の段階で実に練り込まれた完璧な作品(たとえば、「ストリクス計画」の「ストリクス」とはコノハズク、あるいは梟だと説明されているが、ラテン語では吸血鬼のことでもある、と、この前日夏耿之介のエッセイで知った。つまり、東西両国を戦争、死に導く悪魔である。その親玉の顔貌がコノハズクに似ていることはご承知の通りだろうが、「ストリクス」に吸血鬼の意味があることを知っている視聴者や読者はほとんどいないだろう。だが、それほどの厚みがあってこその、あの作品なのである。)だからこそ、原作漫画も大ヒットしたのである。アニメでは、オリジナル部分(入学祝の古城での活劇部分)が一番ダメだったことで、原作の優れていることが明白であり、その表面的な真似をしただけではダメだ、ということだ。「バディ・ダディズ」は制作の背後に電通でもいるのではないかと思うくらいのチャチさである。
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