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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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下の文はウィキペデイァからの引用。


あしながおじさん』(Daddy-Long-Legs)はアメリカの作家ジーン・ウェブスター1912年に発表した小説児童文学作品である。


なぜこれを引用したかというと、昨日、その英語原作を読んでいたら、面白い記述を見つけたからである。


(町の郵便屋が、ニュースを田舎の人々に伝えてくれる、と書いた後で)

So in  case a war breaks out between the United States and Japan or the president is assasinated, or Mr Rockefeller leaves a million dollars to the John Grier Home, you needn't bother to write; I'll hear it anyway.

(ですから、アメリカと日本の間で戦争が起こったり、大統領が暗殺されたり、あるいはロックフェラー氏がジョン・グリアー孤児院に1万ドルを遺産として残したりしたとしても、わざわざ私に手紙を書かなくてもいいんです。いずれにせよ、私はすぐ知るでしょうから。)

「足長おじさん」が1912年の発表ということは、その当時、すでに日本は米国の仮想敵国だったことになる。(日露戦争の直後か。)少なくとも、庶民の一少女がそういう仮定をすることが不自然でも何でもないくらいに、米国では日本の脅威が語られていた、ということだ。実際に日米が戦うのは1941年まで待つことになるのだが、米国の一部では早々とそのための準備も心構えもなされていたことは確かだろう。だからこそ、真珠湾攻撃は「ああ、やっぱり」となり、即座の反撃に結びついたわけだ。もちろん、真珠湾攻撃は米国の謀略で生まれたものだ、という説もあるくらいで、国際政治における日本の幼稚さ無防備さが、ここからも分かるのではないか。だからこそ、「ハルノート」やABCD包囲網で少し挑発されただけで逆上的に、成算の無い太平洋戦争に踏み込んでいったのだ。
いや、「常に戦争に備えよ」と言いたいわけではない。逆に、国際政治において大人と子供ほども違う西洋と日本が対等に交渉できる、というのは幻想だ、と言いたいのである。つまり、西洋とは断然交渉を絶つべし、日本は再度鎖国すべし、ということだ。
  


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