私としては、横浜に一番必要なタイプの選手だと思っていたので残念だが、怪我からの回復状態が分からないので、獲得するリスクもあるな、と思ってはいた。
まあ、上本がいなくても、守備だけなら柴田でいいし、打力なら倉本はもう少しやれるだろう。柴田がもう少し打てるようになればいいのだが、そもそも打力というのはそう簡単に伸びるものだとは思わない。二遊間は完全に守備優先布陣でいいのではないか。伊藤ユキヤも守備は下手そうだし、体形的にも将来は三塁手だろう。
ロペスが来季まで現在の打力を保持できるのか、というのが私の最大の興味（懸念）で、来季中盤くらいから一塁ソトという布陣もあるかもしれない。
今年のように日替わり先発野手、日替わり打順では、今年の二の舞は確実だし、春季キャンプからそこは固めていってほしいものである。
なお、現段階での私の来季予想は

１位　巨人
２位　広島
３位　ヤクルト
４位　横浜
５位　中日
６位　阪神

である。もっとも、４位から６位はどこが入れ替わってもおかしくはない。ヤクルトも、今季が出来すぎだった気もする。広島は、序盤戦次第では３位まで落ちるかもしれない。
監督能力も含めた総合的な力では巨人が１位だろう。来季は今は無名の若手投手が数人活躍すると予想する。広島は、この３年間が実力以上、出来すぎである。セの他球団がへぼすぎただけの話。
横浜は戦力的にはAクラス入りできるが、監督次第だろう。本当なら、阪神や巨人の監督が金本高橋であった今年が優勝の最大のチャンスだった。広島を独走させたのは巨人と阪神のせいである。

2018年11月13日

阪神上本 FA権行使せず残留へ