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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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山崎武司による、選抜出場野手の打撃評の一部だが、内容が興味深いので、日本航空の上田外野手の項目を転載した。私自身は上田選手にはさほど興味を持っていないが、彼が「腕力で打っている」という評が面白い。「体にキレが無い」というのは、体の回転力を活かした打撃ではない、ということだと思うのだが、それは「腕力に頼った打撃である」のと表裏一体だろう。
デブだから体の回転力が無い、というわけではないと思う。巨人の阿部など、あの巨腹でホームランを打てるのは、腕力ではなく体全体の動き(回転)で打っているからだと思う。
腕力に頼ったスイングは思っているほどバットが走らない、というのは重要な指摘だろう。金属バットの弊害がまさしくここに出てくると思う。つまり、腕力のある選手だと、ドアスィングでも、バットに当たりさえすれば長打になる、ということだ。しかし、木製バットだと恐らくドアスィングでは長打にはならない。
高校野球の世界では、「木製バット仕様の打撃」がかえって不利である可能性が高いのではないだろうか。つまり、高校野球で埋もれていた選手こそがプロ野球で伸びる可能性を持つとしたら、プロスカウトの目の確かさが厳しく問われることになるだろう。その点ではDeNAが神里や宮本など、アマでほとんど実績の無い選手をスカウトし、それがプロ野球でちゃんとホームランを打っている、というのはスカウトの目の確かさを示していると言えそうだ。高校野球で鳴らした巨体の選手がプロではホームランがまったく打てない、というのは良く見る光景である。






パワーと柔らかさを兼ねたバッティングが魅力の日本航空石川・上田優弥上田優弥(日本航空石川/186cm・97kg/左投左打/外野手)

体は大きいですが、バットコントロールもいいし、バッティングの形も悪くありません。彼に求めたいのは「体のキレ」ですね。体にキレがない分、腕力に頼ったスイングをしているのでスイングが思いのほか走っていません。力任せのスイングをする打者は好不調の波が激しくなってしまいます。プロの強打者には、バットに当たる瞬間のスピードがあります。このスピードを出せるように、上の舞台では動きの質を追求してもらいたいです。
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