第99回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)神奈川大会決勝で、横浜が東海大相模を下し2連覇を達成した。ドラフト候補で4番の横浜・増田珠外野手(3年)が、大会新記録となる4試合連続5本目の本塁打を放った。先制打を含む4打数4安打とチームをけん引。早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)の3試合連続4発も超える夏の記録弾で、一足先に甲子園行きを決めた。



 横浜・増田について、ヤクルト橿渕スカウトグループデスクは「勝負強い。(巨人)長野みたいなタイプになるイメージ」と描いた。大一番で能力を発揮する点については「精神的に強くて安定感のある高校生はなかなかいない。西東京の選手も同じような感じ」と早実・清宮を引き合いに出して評価した。