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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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映画での役より、存在そのものが或る種の「日本の理想の女性」だったという意味では、この記事が彼女の訃報を伝えた記事の中では一番適切だろう。同年代の男性にとってのマドンナのひとりだったというだけでなく、年をとっても美しく品があったという点ではあらゆる年代の女性にとっても理想像のひとりだったと思う。



清楚で可憐 “日本の理想の女性”だった八千草薫さん


10/28(月) 16:42配信


産経新聞


 宝塚歌劇団の娘役からおっとりした母親、上品なおばあさんまで…。“日本の理想の女性”と呼ばれ、24日に88歳で亡くなった女優、八千草薫さんは、いくつになっても可憐(かれん)でかわいらしい笑顔が印象に残る名優だった。今年に入って転移した肝臓がんが見つかり、治療に専念。「帰ってまいります」と誓っていたが、その希望はかなわなかった。

 昭和6年、大阪に生まれた。女学校在学中に終戦を迎え、戦後初めての宝塚音楽学校の募集に応募。22年に宝塚歌劇団に入団する。

 美貌の娘役として「虞美人(ぐびじん)」「源氏物語」などの舞台で評判を取るかたわら、26年に「宝塚夫人」で映画初出演。29年には稲垣浩監督「宮本武蔵」に三船敏郎演じる武蔵に思いを寄せるお通役として出演し、その清楚(せいそ)なたたずまいから人気を博す。

 その後も同年のイタリアで撮影された日伊合作「蝶々(ちょうちょう)夫人」など、次々と話題作に起用された。

 32年に宝塚歌劇団を退団すると、映画だけでなくテレビドラマや舞台にも引っ張りだこの存在となり、夫を支える楚々(そそ)とした「理想の妻」「理想の母」を演じることが多くなる。そんな中、崩壊する家族の姿を描いた52年の「岸辺のアルバム」(TBS)では浮気する主婦を演じ、新境地を開拓、衝撃を与えた。

 その後も母親役、おばあちゃん役として映画、ドラマには欠かせない存在だった。

 平成25年には「くじけないで」(深川栄洋監督)、27年に「ゆずり葉の頃」(中みね子監督)と、80歳を超えて立て続けに映画に主演する。産経新聞1面の「朝の詩」の投稿で話題となった100歳の詩人、柴田トヨさんを演じた「くじけないで」では、「90歳過ぎの役は難しかった」と打ち明けながらも、「私の場合、その役が好きになって何となく自分の中に溶け合ってくる」と役作りの極意を口にしていた。

 私生活では昭和32年、映画「乱菊物語」(31年)に出演して出会った19歳年上の映画監督、谷口千吉氏と結婚。一緒に山登りを楽しむなどおしどり夫婦として知られ、環境庁自然環境保全審議会委員を務めたこともある。平成19年、結婚50年目に死別。「主人になってからは本当に楽しくて、いつも笑っていました」と、後に思い出を語っていた。

 29年暮れには膵臓(すいぞう)がんが発覚し、翌年1月に手術を受ける。術後の経過は順調で、舞台「黄昏(たそがれ)」の主演などをこなしたが、31年に入って肝臓にもがんが見つかり、4月からのドラマ「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日)の主演を降板。治療に専念し、「より一層楽しんでいただける作品に参加できるよう帰ってまいります」とコメントを出していた。
















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