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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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魁皇と言えば、大男だが風貌がもっさりしていて、あまり私の好みの力士ではなかった。しかし、下の記事では相撲を力学的に明晰に分析していて素晴らしい頭脳である。私はこういう評論が大好きだ。
なお、相撲はプロレスと同じで、八百長が多いから、私はある時期からまったく見ていない。しかし、八百長とは言っても、番付上位に来るのはやはり実力者である。
相撲ではなく「格闘者」としてなら私は白鳳より朝青龍が凄かったと思う。全身が運動神経の塊で、闘志が物凄い。相撲という土俵でなければ、もっと才能を伸ばせたと思う。


(以下引用)

白鵬の張り手やかち上げは禁じ手か
2018年7月6日 コラム(スポーツ) 日本経済新聞
大相撲で最近、やり玉に挙げられているのが横綱白鵬の張り手やかち上げ。反則技でもない取り口は、それほど批判されることなのだろうか。

白鵬は5月の夏場所も、張り手を何度か見せて物議を醸した。昨年末には横綱審議委員会からも苦言を呈されている。過去には白鵬のかち上げで相手力士が脳振盪を起こしてひっくり返ったこともあるし、白鵬の張り手やかち上げを汚いとか醜いと感じる人もいるかもしれない。やる回数が多いことに不満を持つ人もいるだろう。見方は人それぞれ。

しかし、長年相撲を取ってきた者からすれば、ひどい取り口とも思えないし、封印を余儀なくされるのはどうかと思う。
勝負は甘い世界ではないし、相撲のルール上やってはいけないものでもない。自分の現役時代も、貴闘力関はバンバン張っていたし、昔の人は立ち合いから相手を思い切り張り倒すつもりで、張ることだけしかやっていない力士だっていた。普段から頭と頭がぶち当たるような稽古をしていれば、そんな張り手くらいで倒れることもないだろう。やられたら逆にやり返すくらいの気持ちで白鵬に立ち向かっていけばいい。

■若手に感じられぬ闘志や気概

かち上げや張り差しをする方からすれば、失敗したら逆に相手に踏み込まれて一気に押し出されてしまうリスクがある。張っていけば当然脇があくし、かち上げるときに背中が伸びてしまうことだってある。その隙を突いて、立ち合いから恐れることなく白鵬に強く当たっていけばいいし、立ち合いのタイミングをずらしたっていい。だが、今の若手は何の対策もなく、相撲にならないことが実に多い。

土俵に上がった時点で負けているというか、怖々と相撲を取って、おとなしく横綱の攻撃を受けてしまっている。白鵬相手に張り返したら稽古でかわいがられるのを恐れているのだろう。本来は横綱と稽古できるのはありがたいこと。自分が強くなるために横綱に鍛えてもらえばいいのに、稽古が嫌だからみんな逃げている。だから、いつまでたっても勝てないのではないか。

なぜ無策で敗れる若手に厳しい目が向かないのか。「なぜ横綱に立ち向かっていかないんだ」「なぜもっと稽古をしないのか」と若手の尻をたたく人がいない。白鵬が張り手やかち上げばかりやるのだったら、それに負けないくらいの体をつくり上げて当たりの強さを磨く。立ち合いの対策も練る。白鵬に「張り手やかち上げをやっていたら、もう勝てないかもしれない」と危機感を覚えさせるほど、下から突き上げていかないと世代交代は起きないままだ。

■プロとして気持ちで負けぬように

場所前の稽古では、近年はずっと横綱が稽古相手を求めて出稽古している。本来は下の者が強くなるために、横綱ら上位力士のもとへ出向いて胸を借りるもの。考えられない状況がずっと続いている。

稽古が足りず、番付を上げてもすぐにけがをして上位に定着する力士があまりいない。そして白鵬の張り手やかち上げに一発で負けてしまう。体もそうだが、プロとしてもっと自覚を持って気持ちでも負けないこと。若手は強い横綱がいるからこそ倒してやるという気概で、闘志を前面に出してほしい。
(抜粋)
2018年7月6日 日経新聞(元大関魁皇)

何年も前から、伝統ある大相撲の規則を守らない相撲協会や横綱審議会の自滅的な不思議

もし本当に相撲の張り手など荒っぽい技が「悪い」と判断したなら相撲協会としてルールブックに書き入れるべきだが、大相撲の「決まり手」として正式に書かれている技を繰り出した白鳳を何度も厳重注意処分にするなど???辻褄が合わない。

何か別の目的が考えられるのですから不愉快で不可解。少しも理屈が合っていない。元大関魁皇が明確に指摘するように相撲のルールでは張り手で勝った白鳳が正しくて負けた相手の下位力士が駄目なのである。(★注、何事にも言えることですが、規則を守っているものが「悪い」と批判されるなら、それはその規則が間違っているのですからルール改正が先)

マリーシア朝青龍と八百長相撲の旭鷲山

朝青龍と何故か仲が悪かったのが母国で国会議員兼実業家をやっているモンゴル力士の先輩の旭鷲山で、ワザが豊富で『次に何が出てくるか』『どんなワザを出すか』と期待でわくわくする相撲が実に面白かった。
旭鷲山は対若乃花戦で土俵際で倒れながら(不利な体勢で)もワザをかけて勝負に最後まで拘る。土俵下に落下した対戦相手の人気抜群の若乃花は怪我でその後休場した件で、『力を抜かなかった』(相手をかばわなかった)として所属部屋の親方を含む相撲関係者全員で旭鷲山をバッシング。
相撲の勝敗を真剣に考え、土俵上で真面目に軍配が上がるまで相撲をとった結果が全員からの激しい批判の嵐。それから旭鷲山の相撲が全く面白くなくなり幕尻では勝ち越すが、横綱と対戦する幕内上位では2勝13敗など大負け。
横綱に対戦する位置ではどれ程大負けしても十両陥落は無いとの内規で負けても地位は全く安泰。旭鷲山の場合は幕尻では実力の通りに勝って元の位置に帰るとやっぱり信じられないくらい『大負け』の繰り返しを相撲界で長年やっていた。
大麻で相撲界を追放された若ノ鵬の証言によると十両以上では1勝100万円で7敗では700万円になり、百万円程度の給料よりも余程稼ぎになったらしい。幕内上位では大量に勝星を売って、将来のモンゴルでの事業資金確保の為に一所懸命に八百長で大金を得ていたのでしょう。
それなら土俵を割った相手にまで駄目を押す、誰よりも勝負に拘る朝青龍が故郷の大先輩とはいえ旭鷲山を苦々しく思っていたのは当たり前です。
2003年の名古屋場所では、はたきこみで朝青龍が勝つが、審判団のもの言いで故意に旭鷲山の髷を掴んだと因縁をつけられて朝青龍は相撲史上初の横綱の反則負けになる。
横綱審議委員会の読売の渡辺恒雄委員は『横綱がやることじゃない。次の横審で問題になる』と朝青龍に対して露骨な圧力をかけている。
これに対して朝青龍は悔しそうに『横綱だから、まげをつかむような相撲を取るはずはない』と語る。
(抜粋)2011年02月13日 | スポーツ・文化八百長騒動自体が八百長の疑い



危険な張り手を「お目こぼし」していた相撲協会の無法

旭鷲山や旭天鵬らモンゴル力士の一期生が入門した大島部屋で部屋頭(兄弟子)が軽量力士の旭道山で国会議員にまでなっている。現役時代は張り手の威力で久島海や武蔵丸などの巨漢力士など多くの力士を度々一発ノックアウトした。
ところが、実は旭道山の張り手には恐るべきインチキが隠されていた。弟弟子の旭鷲山によると平手ではなく握りこぶしを張り手に見せかけていたのである。
握りこぶしで殴れば相撲の張り手ではない。
明らかに悪質極まる反則技なので即アウトだが、当時の相撲協会は(たぶん今の相撲協会でも)ボクシングのように親指の位置が拳の外側に握らずに、親指を中に入れて握れば平手と見做す特別ルールで旭鷲山の違法張り手を「お目こぼし」。大相撲を面白くするため悪事を見逃していたらしい。

↑上に示したブログ記事冒頭の画像では横綱白鳳の左手親指が明確に撮られており、白鳳の張り手は正しい「平手」であることは明らか。相撲協会や横綱審議会が繰り返し繰り返しイチャモンを付ける筋合いではない。(★注、ルール上悪いのは白鳳ではなく、間違っているのは相撲協会や横綱審議会の方である)
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