このスレッドに「教育の敗北」とあったが、受験教育で生徒を「合理主義のマシン」に非人間的に育てておいて、教育の敗北もないもんだ。明らかに、「合理的」そのものの回答ではないか。ひろゆきやホリエモンが大喜びしそうな解答である。
いや、皮肉でも何でもなく、見事な解答だと思う。「ひとりを殺すか、5人を殺すか」という数量的な、馬鹿げた次元から、「自分が殺人の責任を負う義務があるのか」と、問題の次元を完全に変えた、その発想が凄い。こういうアホ問題が、生徒の頭脳を鍛えるとか、モラルについて考えさせる良問だと思っているなら、教師はこの生徒にどう答えるかでその力量を問われるだろう。

（以下引用）

先生「これを昔、授業でやったら「なぜ助ける必要があるのかわからない』と言われた」
とある高校教師Ｓ
@hellohellock

これを昔、授業でやったら「なぜ助ける必要があるのかわからない。俺は傍観者だから放置して５人が死んでも責任はない。でも切り替えたら俺の責任になる」と言った生徒がいて衝撃を受けた。確かにその通り。「５人の人に感謝されるメリットよりも、１人の遺族に責められるデメリットの方が大きい」と。



https://twitter.com/hellohellock/status/1116264344554049537