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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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マドモワゼル愛(男)さんのブログから転載。
名前は変だが、世の中の真実をよく知っていらっしゃる。
かくして夢の国は消え、後にはハイエナに貪り食われる地獄の国が残りましたとさ。
 
 
(以下引用)
 
 
2011-10-24 12:20:34
夢の国
テーマ:ブログ


物語スタート

昔々、ものすごく貧しい国がありました。
そのことを嘆いた男は、自分の国をもっと豊かな国にし、そして国民の生活を楽にしたいと思った、、、
 とくにみんなに自分の家を持ってもらおう、、、と彼は考えた。それというのは、自分の父は生涯、自分の家を持てずに死んでいったからだ。自分の家をもてない悲しみを国民には味わわせたくなかった、、、

やがて彼は偉い人になって国の代表者になった。

すると彼は、新婚夫婦が家を建てる際に5万ドルの大金を与えた。それによって家を建てなさい、、と。

そして彼はあらゆる家庭の電気代を無料にした。これでずいぶんと生活が楽になるはず、、、と。

もちろん、医療費はすべて無料。安心して暮らせるように、、、と。

その国の国民はそれまでほとんどの人が字を読み書きできなかったので、彼は、教育に力を注ぎ、ほとんどの人が読み書きできるようにした、、、

仕事がないので外国に出る、、、と言った人には、良い仕事を一生懸命にあっせんしてあげた。それによって、身の安全を守れるし、職の機会を与えることができる、、、と。通常は自分の国を捨てるのか、、、と怒る独裁者が多いのに、、、どこかの北なんとかという国では、国から逃げようとする人が捕まったら、とんでもないことにされて人権などまったくないらしいが、彼は仕事のあっせんまでした、、、、と。

金がない、、、お金を借りたい、、、はい、わかりました、、、利子は0パーセントです。

車を買いたいのですね、、、わかりました、政府が半額を出しましょう。返さなくてもいいです。

ガソリンはいくらでしょうか、、、はい、1L10円いただきます。ただにできないでごめんんなさい、、と。

農業をやりたいけど、、、いいことですね、ぜひやってください。では、土地を与えましょう。それに機材もあげましょう。家畜もいるでしょ、これもやります。あと、種が大事だよ。他の国では種を独占されていて、民衆がひどい目にあっていますから、種は大事。これもあげましょう。

こんな政策を実行したので、彼の人気はウナギ登り。誰もが父のように彼を慕った、、、

すると他の国の指導者たちは、「あいつをこのまま放っておくと、絵が悪いぞ。おれたちがいかにもあくどい指導者にみえてしまうじゃないか。それにあいつは、おれたちの儲け方の正反対をやってるから、もしもあれが世界に評価されたら、おれたちのやり方はもうできなくなっちゃうぞ。」 

「そうですね、親びん、電気で儲けて人民をしばりあげてるのに、それがただにされたら、すべてが壊されちまいますよね。それに国がなんでそんなに国民に奉仕ができるのか、、、なんてことがばれちまったら、国を利用してうまいこと儲けようとしているオラたちの居場所がなくなってしまいますよ、親びん。」

「そうよ、何が利子が0だって。利子で儲けて、庶民をしばるのが一番うまいところじゃないか。それを0にされちゃ、まるで俺たちへの挑戦じゃないか。何としても、あいつを縛り上げ、やっつけて、ぶっ殺すしかないな。あんなやつが世界に知れ渡ったら、、これまでのうまいやり方がすべてインチキだとばれてしまうじゃないか」

「親びん、わかりました。あいつをはめましょう。世界の国々には、宣伝の力であいつがどんなに悪いやつかと、逆宣伝しておきます。大丈夫ですよ、親びん、マスコミはこっちが握ってますから、ほんとにこういう時は便利ですね。さすが親ビンはお目が高いわ。マスコミで言ってることしか、どうせ世界のバカ連中はわかりっこないので、なんだってできますね。」

「いいか、その上で、早いとこあいつをとっつかまえて殺してしまえ」

「わかりました、チンピラを組織してとっつかまえて殺してしまいます。なんか、バレバレになったらこっちがやられてしまいますからね、早いとこやっちゃいましょう」

「それがいい。民衆に殺されたことにするんだぞ。いいな。」



気の毒にこうしてその夢の国の長は殺されてしまいました。彼を守ろうとする人は、170万人も広場に集まったとか。その人口は町の95パーセント、その国の3分の1の人が彼を守ろうとして、連合軍の機銃掃射、爆弾にもひるまず、集まったとか。しかし、最後には連合軍の組織したチンピラにつかまり、辱めを受けて殺されました。その模様を映像に残し、世界には悪者の最後として放映しましたとさ。


気の毒な夢の国の長はこうして亡くなりました。
とても悲しいお話しですね。しかし実はこの話は物語ではなく、つい先日にあった実話なんです。

その名は、カダフィ大佐。

マスコミが言う悪い人は大体はいい人、マスコミが言う良い人は大体は悪い人。非常にわかりやすい話しでもあります。



 
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