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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ギャラリー酔いどれ」経由で「長周新聞」から記事前半を転載。
核戦争に備えた基地づくりですか。



(以下引用)





◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/68nentati7warinosisetukousin.html
長周新聞 2013年10月7日付


         68年たち7割の施設更新

             米軍岩国基地

           今から何十年居座る気か 


米軍岩国基地では、今年度だけで
岩国市の一般会計予算の2倍近くにのぼるカネを政府がつぎ込んで、
2017年までに予定される米軍厚木基地からの空母艦載機59機と
約4000人の兵士・軍属・家族の移転のための改良工事が急ピッチで進行し、
愛宕山米軍住宅の工事も開始されようとしている。
基地につながる大規模道路の整備も知らない間に進められてきた。

3日の2プラス2(日米外務・防衛担当閣僚会議)では、
岩国への沖縄からの空中給油機の移転、またステルス戦斗機F35の初の前方配備も勝手に決め、
艦載機部隊の代わりに厚木に移転する予定だった海自岩国基地の17機と
隊員・家族1600人の岩国残留も発表された。

昨年2月には、グアムに移転する予定だった在沖米海兵隊の1部・1500人を
岩国基地に常駐させることもアメリカ側から打診されており、
普天間基地がまるごと移転してこないともかぎらない。

マスメディアは「米軍普天間基地の辺野古移転」ばかり騒ぐが、
現実に進んでいるのは岩国基地の極東最大の軍事拠点化である。

岩国市民のなかでは「基地の中の建物の7割ぐらいが新築になる」
「敗戦後、米軍がきて68年になるが、いったい今後何十年いすわるつもりか」と、
積もり積もった怒りが噴き出している。

 
☆極東最大の核戦争拠点 大空襲重ね市民の怒り

この間の本紙の報道を読んだ市民のなかから、この1年間ほどで
目に見えて進む米軍岩国基地内の工事の異常さについて多くの意見が寄せられている。

工事は厚木からの艦載機と部隊の移転、および
F35の配備のための格納庫、駐機場、独身宿舎、洗機場などの建設のためであり、
来年度からは指令部庁舎、兵隊の訓練施設、学校や病院などのコミュニティー施設や
家族住宅の建設計画がある。

工事業者のなかでは、

「今回の工事はすごいことになりそうだ。アジア最大の基地になる。
基地の中の建物の七割が新築になるといわれている」

「住宅建設にしても、普通の民家ではある程度コストを抑えるために
コンクリの濃度を薄めたりするが、基地内になると相当にレベルの高い工事が求められる。
日本の税金なので建設費はほぼ無制限に近く、安全上ではかなりの物がつくられている。
基地内と基地外では同規模の住宅を建てるときの基礎工事から違う」

「1本15㍍もある杭を、クレーンのような杭打ち専門重機で、
地下で完全に止まるまで打ちつけている。巨大な地下施設をつくっていることは明らかだ」
などと語られている。

基地周辺の住民のなかからも次のような意見が寄せられた。

「米兵の独身寮を崩すときの工事の音とほこりがすごくて、身体にこたえた。
何日かは夜間中工事をしていた。安定剤を飲まないと寝られなくなった。
その跡に最近、真新しい兵舎が3つ建てられた」

「防衛省の進め方は不透明で納得がいかない。工事がいつから始まっていつ終わるのか、
周辺住民にはまったく知らされない。みんな気にしている。
1本15㍍ほどの杭を1台に8本乗せた超大型トレーラーが何台も出入りしている。
いったいなにができるのか」

「市内にはみんなが知らないあいだに、大きな道路があちこちにできている。
沖合移設のときも最初とは違う形で進んだが、今回の基地内の工事もぼやぼやしていると
なにができるかわからない。友だちとも、注意して見ておかないといけないとよく話になる」

タクシー労働者も「きれいになるのは市役所や消防署だけ。
市内には新しい道路がたくさんできているが、ムダな道が多い。
最近では工事のための通行止めも増えた。おかげで、普段なら1200円で行けるところでも、
今は2000円かかったりする。タクシーにとってはもうけ道だが、
住民にとっては不便になる一方だ」とのべている。

今回の工事は建物の増設だけでなく、7割をリニューアルするものだといわれている。
戦後68年岩国を占拠してきた米軍基地がさらに数十年先までいすわるつもりであることを示している。

また巨大な地下施設の建設に見られるように工事が核戦争対応のものであることは疑いなく、
大型道路網の整備・大規模な都市改造とあわせ、アメリカは中国や北朝鮮との戦争を想定し、
岩国を核戦争の出撃基地にしようとしている。

それは同時に、岩国と日本が米軍に対するミサイル攻撃を受けとめる盾の役割を果すことになり、
原水爆戦争の火の海に投げ込まれることを意味する。




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