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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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今、読んだばかりの記事である。昨日、私が書いたことは間違いではなかったようだ。サッカーをテレビ観戦した回数が10回にも満たない素人が見ても、曇りの無い目で見れば、日本チームの欠点は明白だった、ということだ。
「枠内シュート率」の低さ、とは、シュートの精度の低さも原因だろうが、実は、「狙いすぎ」が根本にあるのではないか。つまり、自分のシュートの精度の低さを自認しておらず、無理にコーナーを狙う結果、大きく外すことになるわけだ。下手なら下手なりに、ど真ん中に全力で蹴り入れれば、キーパーが弾き損ねることもある。もちろん、シュートの「破壊力」があってのことだが、昔の釜本のシュートにはその破壊力があった。今の代表選手に、そういう破壊力を持ったストライカーはいるか。


(以下引用)



スペインメディアが見た日本。「日本代表はボールを手にした。だが、最も大事なものに欠けていた」。低い枠内シュート率、明暗を分けた決定力の差

1-4と大敗を喫して敗退が決定したコロンビア戦。スペインメディアはどう見たのだろうか? アス紙は独自の統計データを用いて両チームを分析した。


2014年06月26日


text by 山本美智子 photo Getty Images

 
 

日本の7/17回(41%)に比べてコロンビアは4/9回(57%)


スペインメディアが見た日本。「日本代表はボールを手にした。だが、最も大事なものに欠けていた」。低い枠内シュート率、明暗を分けた決定力の差
スペインメディアは日本代表をどう評価したのか【写真:Getty Images】


「コロンビアとハメスが抜き去った」(マルカ紙)、「ハメスとジャクソンがなぎ倒す」(アス紙)、「ジャクソンのリズムでゴール祭り」(スポルト紙)といった具合に、日本対コロンビア戦について、スペインメディアはコロンビア代表中心に見出しをつけた。


 進出を賭けて勝利を狙いフルメンバーで臨んだ日本代表が、進出を既に決めており通常スタメンを3人しか据えなかったコロンビア代表にいいように翻弄されたのだ。「1軍半以下」で組まれたコロンビア代表の活躍に世界が拍手を送るのは道理だろう。


 では、スペインメディアは日本代表をどう評価したのか。


「日本代表はボールを手にしていた。だが、ギリシャ戦と同様に最も大事なものに欠けていた? ゴールだ」


 マルカ紙の日本代表に対する指摘は簡潔だった。“得点不足”だ。正確には攻撃力というよりは決定力不足なのでは、と思わせるデータを示したのはアス紙だ。同紙は日本とコロンビアのシュート数を表にして選手別に表示して分析した。


 こういったデータ自体はスペインメディアが好んで掲載するもので、別に目新しいこともないが、その結果は現実を如実に突きつけていた。日本代表は90分間の試合で、実に11人もの選手がシュートを放っており、試合を通して17回ゴールにボールを放っていた。


 一方のコロンビアは、日本の5割弱に当たる9回。シュートを放った選手は7人だ。だが、ゴールを捉えた数は日本の7回(41%)に比べてコロンビアは4回(57%)。数より質で優位に立っている。

香川、本田、大久保、岡崎で4/13回(30%)。ジャクソン&ハメスで3/4回(75%)

 これを選手別に見ると、両代表の決定力の差は更に明らかになる。コロンビアは、PK以外にプレーからジャクソン・マルティネスとハメス・ロドリゲスが得点を決めたが、ジャクソンが放ったシュートはたった2回。その2回がゴール枠内に入り2得点に結びついているのだから、まさにこの試合における的中率は100%ということになる。


 そして、ハメスもやはりシュートを放った数は2回だけ。そのうち1回をゴールに変えたのだから、その確率は50%。二人合わせて75%という決定力の高さだ。


 一方、日本代表は香川、本田、大久保、岡崎の4人で実に13回ものシュートを放っているが、ゴール枠を捉えたのはそれぞれが1回だけ。数字にすれば30%だ。


 もっとも、これはアス紙によるアス紙の統計データだ。公式発表に右に倣えの日本メディアには理解しがたいかもしれないが、スペインではFIFAやスペインリーグなど公式機関が提示するデータとは別に、個々のメディアが自社固有のデータを駆使している。


 公式データとぶつかることがあっても、公式機関や主審だって誤ったジャッジのもとデータを公表し、後から改正することもあるのだから、と堂々としたものだ。


 もとい、FIFAが出している“公式データ”はというと、日本代表のシュート回数は23回、コロンビアは13回だ。だが、ここで大事なのはシュート回数が変わったところで結果は変わらないという点だろう。


 日本代表がシュートを17回放とうが、23回放とうが、入ったゴールの数は1、コロンビアが9回打とうが、13回打とうが、4得点決めたという事実は変わらないのだ。

本田の日本代表における重要性が逆に弱点に


スペインメディアが見た日本。「日本代表はボールを手にした。だが、最も大事なものに欠けていた」。低い枠内シュート率、明暗を分けた決定力の差
香川にとっても、代表レベルでは世界の壁は高かったことが明らかになった【写真:Getty Images】


 前試合、ギリシャ戦でベンチスタートした香川が再びスタメン出場を果たし、前回の2戦に比べるとずっと良い内容の試合を行なったとはいえ、クラブでは世界レベルで肩を並べる香川にとっても、代表レベルでは世界の壁は高かったことが明らかになった。


 マルカ紙は「ようやく香川のベストバージョンが現れ、本田とうまく絡んだものの、サムライが得た好機を大久保は生かすことができなかった」と記した。


 ザッケローニ監督は“ベストバージョンではなかった”香川をギリシャ戦でベンチスタートさせたものの、後半にはやはり彼に頼らなければならなかった。そして、全てがかかった第3戦、コロンビアとの対戦では再び香川に戻ってきたところに、日本代表の攻撃陣の層の薄さ、限界が集約されていたと言えるだろう。


 あるスペインのラジオ局は、本田の日本代表における重要性が逆に弱点につながったと分析した。本田が輝く時、代表も輝く。だが今回、試合でフィジカル的に無理があることがピッチ上で明らかだった本田の体調が代表全体に影響したという考え方だ。


 いずれにせよ、「2002年、2010年に期待されたような質を求められる飛躍をできずに、日本代表は終わった」(スポルト紙)のだ。スペイン視点で見ても、南アフリカW杯での日本代表の活躍が未だに脳裏に残っているだけに、残念な結果となった。


【了】





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