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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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kazumoto iguchiブログから転載。
日本の男子サッカーが駄目なのは、「井の中の蛙」レベルの「名選手」がそのまま指導者になり、同じ「井の中の蛙」にしかならない指導法をしているからだろう。もちろん、これは野球だろうが何だろうが同じで、本物のスーパー選手はイチローにせよダルビッシュにせよ「自分で自分を育てた」選手なのである。つまり、指導者の言うとおりにしたらダメになるというのが日本のスポーツ界だ。もちろん、「井の中の蛙」レベルの成功なら才能だけでも達成できるが、世界的レベルには絶対になれないということだ。


(以下引用)


私は我が家の息子たちにもよく話しますが、日本の男子サッカーは「子供横綱のサッカー」です。この意味は、比較的早熟で身体的に大柄で能力的に優位にたった選手がエリートサッカー選手の育成の道に入る傾向が高いということです。しかし、子供の頃大型でいつも優位に立っていますが、高校そして大人となると今度は自分が特別大きな選手になるわけではありません。しかしそうなった時、子供の頃に身に付いた大柄の選手特有の癖が出て、それが本人の成長の邪魔をするということを言っています。

つまり、子供横綱でだれ一人大相撲の横綱になったものがいないというのと同じことです。子供の頃開花した能力と本当の大人の頃開花する能力は異なるということです。

柔道でもそうで、山下選手を指導した先生が、大柄の山下選手に小さな選手がやる基本を徹底的に教え、決して自分の相対的大きさや重さを利用したやり方を教えなかったために、山下選手が国際大会では実際小柄になるためにそういう時に非常に役立ったと言われています。ところが、今の柔道選手はそうしたことを教わらず、常に子供時代から大きさを傘に来た試合を行って成長したため、国際大会で今度は自分が小柄にならざるを得なくなった時、どうしていいか分からなくなってしまうのです。

サッカーにもこれと同じことが起こります。日本のサッカー選手は高校サッカーになった時、それまで比較的早熟で足が速ければいい選手と見なされます。しかしいくら6秒フラットで走れて、日本ではそれまでそれだけでぶっちぎれ、多少間違ったドリブルやトラップでも通用で来たからといって、高校レベルや国際大会のレベルではそういうプレーはもはや通用しません。むしろ6秒程度ではごく普通の早さになってしまうからです。

だから、子供時代俊足の選手や大柄の選手でも、その俊足やその大きさはあくまでその地域や国内である程度通用するだけのことに過ぎないということをきちんと理解させて、自分が足が遅い選手や小粒な選手と同じプレーを身につけさせなくてはいけないということなのです。

しかしながら、このことを理解している小中高の指導者は皆無ですね。その辺で大柄だったり俊足であれば、適当にドリブルしたり、トラップミスしてもすぐに相手をぶっちぎれ、あまり悪い結果にならないからです。

この点、なでしこジャパンの選手たちは、いつも男子に泣かされて来たので、そうしたところがきちんとできるようになり、結果としていくら女子で俊足でも男子にはかなわない。いくら女子相手にいいプレーしても男子の中では通用しないという経験を早くからして育って来ているために、大人になった時プレーが男子よりよりエレガントになりより正確になりより早く完成しているように感じます。

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