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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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碁や将棋やチェスを「スポーツ」に入れる考え方への疑問は措いておいて、下の記事は多くのスポーツ記事に見られる、すごい選手を「凄い凄い」とはやしたてるだけのアホ記事とは一線を画している。つまり、「なぜ凄いのか、どうしてそうなったのか」という原因分析に踏み込んでいる、という点で珍しい良記事だろう。それが御用新聞の産経新聞記事であるところが残念だがwww
なお、初心者も、碁や将棋などをゲームソフトで覚えたり練習したりするのはいい方法だと思う。人間相手だとどうしても無用な感情が働き、「理性を働かす」ことに集中できないし、ゲームソフトなら短時間で多くの対戦経験が積める。




藤井四段28連勝 定跡なき「AI戦術」 将棋ソフトで研究、序盤力磨く


6/22(木) 7:55配信


産経新聞


 昨年12月のデビュー戦から無敗を続け、ついに公式戦最多連勝記録の「28」に並んだ将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)。21世紀生まれ初の棋士である藤井四段の強さの背景には、人工知能(AI)の活用があるとみられる。「AI時代の申し子」の快進撃はどこまで続くのか。

 プロ棋士養成機関「奨励会」時代の強さの源泉は、その圧倒的な終盤力にあるとみられていた。難解な詰め将棋を驚異的なスピードで解く“怪物少年”が愛知県にいるという噂は、何年も前から羽生善治棋聖らトッププロの間でも広まっていた。現にプロも多数参加する詰め将棋の全国大会で藤井四段は小学6年時から3連覇している。

 その終盤力に加え、AIを搭載した将棋ソフトの活用で一段と進化した序盤力が強さに輪をかけている。藤井四段は奨励会三段のときから、気になる棋譜をAIで分析し、正確な形勢判断や最善手を探るなどして対局に生かしているという。13連勝目で敗れた若手棋士、千田翔太六段(23)も「藤井四段の指し手にはかなりの程度、AIの影響がみられる。その強さは、もともとの棋力の高さに加え、AIの有効活用にあるのではないか」と話している。

 多くの棋士が指摘する最近の藤井四段の特徴は、その「仕掛けの早さ」にある。従来の定跡にとらわれず、桂馬や銀を序盤からどんどん前面に繰り出すなど、先手必勝で自分のペースをつかみ、そのまま勝ち切る将棋だ。

 最近の将棋事情に詳しい前衆院議員で同志社大学講師、村上政俊さんは「AIの大きな特徴の一つは、王将の囲いは最小限にとどめ、序盤から機先を制して攻め切るというもの。人間と違い、王将を取られるという恐怖心のないAIならではの冷徹な戦法だが、藤井四段はこの特徴をうまく自分の中に吸収し、昇華させている」と分析。師匠の杉本昌隆七段(48)は「もともと、序盤・中盤は弱点だったが、(AIを活用して)こんなに早く弱点を修正して強くなるとは思わなかった」と話す。

 「生まれながらのデジタルネーティブ世代で、将棋とAIの組み合わせが当たり前の世代として育った藤井四段だからこそ、一番巧みにAIを自分の将棋に生かしている」と村上さん。

 今後、強豪との対局が増えていく中で、「21世紀の将棋」がどこまで輝くか注目される。



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