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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「映像研」最終話をファンは高評価しているようだが、私としてはかなり残念な、「まだまだ改良の余地あり」な印象だった。特に、「芝浜UFO大戦」がまったく魅力的には見えず、そのダイジェストが「貴重な最終回」の時間の無駄にしか思えないのである。もともと「コアなアニメマニア」が原作者であるアニメであり、対象もコアなアニメマニアが視野に入っていたとは思うが、序盤で多くの子供がこのアニメに惹きつけられたのは、「コアファンでなくてもある程度理解できる」内容だったからだろう。最終回は、そうした「素人層」や「低年齢層」をすべて置き去りにした感がある。
まあ、「芝浜UFO大戦」は高校生が制作したアニメだから、「改良の余地あり」は当然で、その意味では魅力が欠如していてもいいが、映像と効果音だけ(台詞や解説無し)で見せるダイジェストが長すぎる。
問題はほかにもあり、そもそも、作中に出てきた「カットされた最終シーン(人類と河童のダンスシーン)」は、「アクションにこだわる」水崎氏の作画とはまったく思えない幼稚な動画であり、前半での水崎氏のキャラ(発言)との整合性が無い。(確か前に水崎氏がスケッチで示したダンスシーンの絵ともまったく似ていない。)
百目鬼氏が、あのマニアックな「音への執着」にも関わらず、一番重要な最終シーンの音楽が勝手に変更されていたことを確認もせず、映像研に伝えていなかったことも、簡単に許せる話ではないだろう。
この最終回はあらゆる面で「やっつけ仕事」にしか、私には思えなかった。序盤のワクワク感はどこへ消えたのか。
ただし、作品の面白さが段々低減していくのは原作漫画も同じであり、アニメはそれをうまくカバーして良作に仕上げた、その手腕をこそ褒めるべきではあるだろう。

(追記)これまで怒涛のようにアニメ「映像研」に関するツィートを流していた原作者大童澄瞳が、アニメの最終回が終わっても、その回の感想を現在、火曜日の14時までほとんどツィートしていないのを見ても、最終回への不満が推測できる。だが、アニメの最終回の出来は原作自体がそのあたりから失速していることの反映だと私は思っている。とは言え、前半の秀逸な出来からしたら、原作の要素を組み合わせることで満足のいく最終回を作ることは可能だったのではないか。




 …あらすじ…
SNSで依頼した音楽が映像とまったく合わないという問題が発生した。大団円のダンスシーンはデモ音源に合わせて水崎が作画しており、曲が変わると成立しない。浅草が出したのは、ダンスをやめてラストを作り直すという大胆な結論だった。実は終わり方にずっと疑問を感じていたが、変更すれば納得できるものになるという浅草の説明を、金森と水崎は受け入れる。そしてコメットA当日。映像研の新作アニメ「芝浜UFO大戦」とは?











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