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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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興味を惹くアニメがまったく無いので、あまり期待もせずに「白聖女と黒牧師」と「神気精錬3000年」(「神気」ではないかもしれない)とかいうアニメを見たが、どちらもまったく私の好みではない。前者は恋愛にあこがれる小学生が作ったような内容で、後者は日本の現在の漫画やアニメの流行(キャラや表情やギャグなど)をそっくりそのまま真似して作ったような台湾か中国の武侠アニメである。点数をつけるなら、100点満点で前者が20点、後者が25点といったところか。どちらも、「アニメを作る技術だけはあるが、頭脳が小学生レベル」の作り手たちが作ったような作品だ。技術だけはあるので、視聴者に作り手の「フィクションにおける基本的センス」を感得できる能力がないと批判できない。このセンスは、笑いの質でよく分かる。下手な真似事で作った笑いと、作り手のオリジナルなセンスで作った笑いははっきり差があるのである。
ついでに言えば、この前まで見ていた「ハイキュー!」は75点くらいある。とにかく、「話の作り込み」は高レベルである。視聴者の主軸が小中学生だろうから、キャラの性格などはパターン化されたものが多いし、細部の話はどこかで見たようなものが多いが、破綻がほとんどない「総合力」はたいしたものである。まあ、主人公の日向の性格が、最初はともかく、中盤以降いかにも少年漫画の主人公的(陽性でノーテンキ気質)で、かえって嫌みに感じる私のようなひねくれもの以外なら、80点以上をつけるだろう。主人公の「気持ち悪さ」は脇役たちが一筋縄ではいかない陰影を持っていることで中和されているし。
少なくとも、スポーツ漫画としてはA級である。バレーボールの知識と考察と理解が深い。これもついでに言えば、このアニメも笑いのセンスはゼロに近いが、まあ、シリアスな話の息抜きにはなる。シリアスな場面での台詞は上手いことが多い。そういう作者なのだろう。脇役ひとりひとりまで愛情をもって描いているように思う。バトル物でも日常物でも、脇役に愛情をまったく持っていない作者(一流の作者にはほとんどいないが)もいるのである。キャラの道具化だ。最初に取り上げたふたつのアニメもそれである。キャラもギャグもすべて「借り物」である。
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