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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「なんJ PRIDE 野球」というサイトから転載。
ここに書かれていることは、私がこの「アンファニズム」で何度も言ってきたことである。それを保証する言葉をプロのスカウトの口から聞けたことは、私にとっては満足この上ないことだ。
ただし、「プロ入団後球速落ちるのは当たり前」と言うよりは、球速を落としても制球力を向上させた投手がプロレベルになれる、と言うべきだろう。前に書いたサンデー・コーファックスがその代表だ。また、史上最高の投手とも言われる伝説の投手、サッチェル・ペイジは、球も速いが、それよりも異常なまでに正確な制球力の持ち主であったと言われる。
下記記事に書かれている中日の中田スカウト部長の言葉は、投手としての成功を目指すアマチュア野球選手は皆、よく覚えておくべきである。



(以下引用)



【野球】中日スカウト「プロ入団後球速落ちるのは当たり前」 

2013年02月15日22:01

Category : 中日| 野球議論/野球雑談







http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1360830228/

引用元

1 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:23:48.27 ID:LI+mcztf



<プロに入って球速は落ちる?>

なぜ、中日スカウト陣はMAX140キロ中盤にこだわるのか?

「それははっきりしています。プロに入って球速は落ちるからです」

中田スカウト部長は続ける。

「ほとんどの投手はアマチュア時代のMAXが野球人生のMAX。

だから、アマ時代に最低でも140キロ中盤は欲しい。

そうであればプロに入っても140キロは投げられますから」。



http://blog.hicbc.com/blog/ana/archives/2013/02/08/36847.php







2 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:24:19.99 ID:LI+mcztf



衝撃である。私はプロに入って球速は上がるものだと思い込んでいた。

しかし、中田スカウト部長はそれを否定。

「確かにハードな練習をすれば、多少速くなる投手もいます。

でも、大半はプロに入ってストレートの球速が落ちます。というか、落とすんです」。



この言葉が最大のポイントである。

ほとんどの投手はプロ入り後、「球速が落ちる」のではなく、「球速を落とす」のだ。




--------------------------------------------------------------------------------


5 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:25:03.28 ID:LI+mcztf



なぜか?

「コントロールを良くするためです。プロに入って好打者と対戦を重ねると、

目一杯腕を振って速球を投げるより、少し球速を落としてでも、自分が思ったところ、捕手が要求したところに投げた方が相手を打ち取れる確率が高いと気付くんです」。



そもそも速いボールを追い求めて闇雲に腕を振り続ける投球スタイルではコントロールが乱れる上、長いイニング持たない。

また、速球重視のフォームだとボールの出所も分かりやすく、プロの一流打者はいとも簡単に打ち返すという。

9 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:25:32.48 ID:LI+mcztf



「それでもアマチュアでは通用するんです。打者もアマチュアですから」。

しかし、プロでは通用しない。

いくら豪腕投手でもプロ入り後は「速いオンリー」から「やや速い+コントロール」へモデルチェンジが必要なのだ。

「MAX135キロの投手が球速を落とすと130キロですよね。これだといくらいい所に投げても打たれる確率が高い」。



コントロール+ピッチングセンス+140キロ中盤のストレート。

これが中日投手陣の採用基準なのだ。



http://blog.hicbc.com/blog/ana/archives/2013/02/08/36847.php







8 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:25:20.45 ID:Xlh1QCYT

マグヌス







12 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:25:47.80 ID:hT3by9eV

同じMAXでもアマは「人生最速」でプロは「シーズン最速」の違いがあるってことか







14 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:25:58.14 ID:/tkJV2Cc

そらアマとプロの打者の何が一番違うって甘い球を見逃さない能力やからね

失投多くてポコポコ打たれるよりは抑えてコントロールやろ







18 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:26:22.96 ID:LI+mcztf



<コントロールとピッチングセンス>

「星野監督の言葉は大きかったですね」と中田スカウト部長。



結論から言うと、中日の投手採用基準は「コントロールとピッチングセンス」を重視するようになった。身体能力、上背、球速などは二の次と言える。



「よく荒削りだけど、プロに入ったらコントロールが磨かれ、大成すると言うでしょ。

でも、そんな投手はほとんどいません。 いわゆる『化けたら面白い』という素材だけの投手は不採用。 

結局、化けませんからね」と言う。

確かにアマ時代に快速球で話題になってプロに入ったものの、コントロールが修正されず、球界を去った投手は数多くいる。



http://blog.hicbc.com/blog/ana/archives/2013/01/23/36679.php#more







21 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:26:52.79 ID:LI+mcztf



しかし、プロ入り後に制球が良くなったという話も聞きますよね。

あれはある程度コントロールがまとまっている投手がもう一段階上のコントロールを身に付けたということ。

ピッチングセンスはなおさらです。プロに入って簡単に身に付くものではありません」。



いくら素材が良くてもコントロールがなければ難しい。

さらに野球偏差値ともいうべきピッチングセンスもなければ、中日スカウト陣のお眼鏡にはかなわないのだ。



http://blog.hicbc.com/blog/ana/archives/2013/01/23/36679.php#more







25 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:27:19.14 ID:Ge6UFQRF

>>21

辻内……







24 : 風吹けば名無し: 2013/02/14(木) 17:27:17.17 ID:LI+mcztf



<見極め方>

中日スカウト陣は具体的にどんな見極め方をしているのか?



「我々も球場にスピードガンなどは持って行きますよ。そのあたりの道具は他球団と変わらないと思います。

ただ、全球をスピードガンで計測したり、メモしたりはしません。もっと見るべきポイントがありますから、なるべく視線をグラウンドからそらさないようにしています」。

中日が重視するコントロールとピッチングセンス。その見極め方は次の3つだ。

? 10球連続で見た時のキャッチャーミットのズレ

? 「ここは絶対四球は駄目」という場面で四球を出すか?

? 「ここは1球けん制」という場面でけん制をするか?



http://blog.hicbc.com/blog/ana/archives/2013/01/23/36679.php#more





(付録)「ウィキペディア」の「サッチェル・ペイジ」の項目の一部。


ニグロリーグ時代 [編集]

ニグロリーグ時代には約2500試合に登板、2000勝以上をあげ、うち完封勝利は350以上、ノーヒットノーラン55試合など、にわかには信じがたい成績が伝えられている。一説にはこれは中南米の野球チームとの交流戦などをすべて含めた数字ではないかとも言われているが、それを差し引いても傑出した名投手だったのは確かであろう。上手、横手、下手どこからでも投げ分けることが出来、投球練習の際、ホームベース上に置いた煙草の箱の上をボールが通過するほどコントロールに優れていたという。

球速の計測記録は残っていないが、160km/hを投げていた速球王ボブ・フェラーが「サチェルの投げるボールがファストボールなら、俺の投げるボールはチェンジ・アップだよ」と発言している。彼の速球を見た全ての関係者が170km/hを超えていたと証言している事から、極めて速い球を投げていたと推測される。サチェルとノーラン・ライアン両者の球を受けた捕手は179km/h位ではないかとコメントしている。

記録が不確かで伝説の域を出ないが、全打者三振になりそうな試合で、最後の打者が振り逃げで28連続三振になった、9回裏にわざと走者をためて無死満塁にし、しかも野手を全員ベンチへ引き上げさせて打者に勝負を挑み観客を沸かせたなどの逸話がある。それ以外にも「今から9人連続三振を取る」と宣言して達成したり、野手全員をマウンドの周りに座らせて投げるなどショーマンシップにも長けていた。

1930年には、メジャーリーグ選抜との交流戦で22奪三振完封勝利を記録している。しかし、ベーブ・ルースとの対戦の機会は無く、晩年になっても残念がっていたという。但し、ベンチからサチェルの投球を見ていたベーブ・ルースの顔が青ざめて行ったとの証言が複数残っている。記録がはっきりしている1934年は105試合で104勝を挙げている。









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だいぶ間隔が空いたので、ブログ閉鎖されないように、どうでもいい記事を一つ投稿しておく。
「アサ芸プラス」に載っていた記事だが、来季の横浜に落合が来るという話は、たとえガセであっても興味深い。案外、落合は引き受ける可能性もあるのではないか。そう思えるくらい、今季の横浜の戦力はアップしている。もちろん、投手力はまだまだだが、野手は他球団とそれほど見劣りはしない。巨人の野手が凄いと言っても、長野、坂本、阿部を除けばたいしたことはない。その三人が揃ってスランプになったり、故障したりする可能性もある。一方、横浜のブランコ、ラミレスはほぼ確実に働くだろう。後は、新人投手からローテーション入りする者が出るとか、移籍してきた投手が案外セリーグ向きであったとかいう幸運も可能性はある。
というわけで、今年の横浜は、最低でも4位、できれば3位になってCSまで進んでほしいものである。
今年のセリーグ順位予想は、
1位ヤクルト
2位巨人
3位横浜
4位中日
5位広島
6位阪神
といったところだ。べつにヤクルトファンではないが、巨人が1位の予想では面白くも何ともないから、わざと巨人は2位にした。ヤクルトは、小川監督が案外采配上手なような気がする。中日は野手の劣化からこの順位。投手も以前ほどの力は無い。広島は、前田と野村のどちらかは成績低下すると見た。野手はもともと非力である。阪神は西岡福留が中盤で失速すると見た。ストッパー不在も痛い。まあ、戦力から言えば、4位か5位は確保できるチームだが、何しろ監督が和田監督だからねえ。実は、それが、阪神が6位になってほしいという理由だ。それに選手が二流ばかりのくせにスター扱いされているのが嫌だ。


(以下引用)



そんな5位阪神を追う最下位DeNAも、大型補強を敢行。かつて谷繁やウッズをさらわれたウサを晴らすかのように、中日からブランコ(32)、ソト(30)、ソーサ(35)と投打の要3人を強奪した。

 とはいえ、いずれも2年契約で、1年目に本来の力を発揮するか疑問視する声も上がっている。

「いや、ホームランや勝利数に応じて厚めのインセンティブ契約があるようで、3人とも気合い十分。そればかりか、来季には中日時代の恩師である落合元監督と森繁元ヘッドがDeNA入りするという噂を3人は信じて疑わないようで、成績を残して迎え入れようと、よけいに闘志を燃やしている。古巣の高木監督は力の衰えなどを指摘して挑発していますが、ブランコなど狭い横浜スタジアムがホームとなり、『40本打てる。中日戦では放出したことを後悔させたい』と興奮しています」(球団関係者)

 DeNAはさらに、走攻守そろった外野手・モーガン(32)も獲得している。

「左投手に苦手意識があるようですが、彼の武器は走塁です。3番に置くようであれば、俊足の1、2番と大洋時代のような『スーパーカートリオ』を形成できますよ」(前出・福島氏)

 もちろん、初来日の外国人選手が活躍するかは未知数だが、チーム躍進の命運を握る4選手全てが初来日となる中日よりは新戦力に計算が立ちそうだ。



「ゲンダイネット」から転載。
プロ入り1年目は新入団選手のフォームはいじらないという日ハムの指導方針は素晴らしい。他のチームでは、1年目からフォーム改造を強要し、その選手を潰した例が非常に多い。
大谷自身も、壁にぶつかってからフォーム改造などをした方が納得もできるだろう。もっとも、フォーム改造云々よりも、頭の改造、つまり制球力と投球術がプロレベルになるかどうかが一番の問題だと私は思う。何度も言うが、甲子園にも出られなかったレベルの投手なのである。球速だけが突出し、総合力が足りないのだ。
サンデー・コーファックスは、若いころは滅茶苦茶球が速かったが、勝てなかった。それが、スピードを抑え、制球力を重視するようになってから勝てるようになり、超一流の投手になったのである。
ダルビッシュも、ただ投げるだけなら多分160キロは出せる、と当人が言っていたはずだ。
投手は、勝てる投手が一番であり、防御率がいいのが二番目に優れた投手。球が速いだけではまったく無意味である。もっとも、勝てるかどうかはバックとの兼ね合いもあるから、弱いチームの投手なら15勝15敗というような成績でも一流投手と言える。だが、巨人のようなバックがありながら10勝10敗といったような成績しか残せない沢村などは、まだまだ二流である。
大谷の場合は、高校生段階で160キロを出したというだけでも滅多に無い素材であることは確かだが、しかし、素材は素材でしかない。現在は、周囲が騒ぎ過ぎ、期待しすぎである。まあ、西武の菊地あたりが彼に近い例になると思う。1、2年目は鳴かず飛ばずで、3年目くらいにやっと1軍で使えるようになり、その頃は、制球力重視で、球速は140キロ前後の平凡なものになっているのではないか。もちろん、ロッテの村田のように、あくまでもスピード重視で、25歳くらいから勝てるようになり、それも一流の成績を残す、という可能性もある。(村田はプロ引退後も、いや、50歳を過ぎても140キロを超える球を投げたという化け物である。)




(以下引用)




大谷 コーチはフォームをいじりたくてもいじれない


【野球】

2013年2月9日 掲載


卒業試験終え、再びキャンプ地入り

<日本ハム>

「正直、第1クール(キャンプの最初のひと区切り)の練習を見ただけで、大谷の気になる点はある。でも、結局のところ、野球は結果が出れば、どんなフォームだろうと構わない。(だからこそ)気付いたところを言うべきか迷うね」

 日本ハムのあるコーチが、大谷翔平(18)に関してこう言った。技術的に気付いたポイントを指摘すべきかどうか、ためらっているようなのだ。

 そもそも日ハムはルーキーの投球フォームや打撃フォームに関して、1年目は基本的にイジらない方針だ。

 ドラ1だった中田翔(23)や斎藤佑樹(24)に限らない。大谷だけでなく、同期の高校生ルーキー2人も同様で、打撃フォームや投球フォームにメスを入れることは今後しばらくしない。

 彼らは日ハムのスカウトたちのメガネにかなってプロ入りしてきた連中だ。球団は突出したものがあるからドラフトで指名したわけで、投手に関しても野手に関しても、とりあえずは本人のフォームを尊重する。多少のクセや欠点があったとしても、それを矯正して結果として長所までそいでしまうことを危惧している。

 本人がどうしようもない壁に当たったり、高校生の場合はプロでやっていける体ができるようになるまでは基本的に手を加えない。そんな方針が徹底しているからこそコーチも歯がゆいのかもしれない。

 もっとも他球団のルーキーの中には、1年目のキャンプでいきなりフォームを矯正され、それっきりサッパリなのも結構いる。大谷にそういう心配はなさそうだ。

 卒業試験で帰郷していた本人は8日、再び沖縄のキャンプ地・国頭に戻った。早ければ10日にも捕手を座らせた投球練習をする予定だ。




「スポニチ」電子版の記事タイトルである。
記事内容はどうでもいいが、タイトルが面白い。「保守本流」ならぬ「捕手本流」ですか。政治の方のアベノミクスよりははるかに信頼できそうである。


(以下引用)



慎之助版アベノミクス 3連覇へ捕手本流「3本の矢」












これは凄いトレードだが、日ハムはおそらく今後凋落の一途をたどりそうである。確かにダルビッシュの穴を、これまでまるで実績のなかった何とか言う投手が埋めて防御率1位、15勝前後するという奇跡的な事が昨年起こったが、それで味をしめて、「高年俸で我がままを言う選手は放出する」「うちの育成能力ならば、ベテランの穴はすぐに若手で埋められる」という慢心をしているのだと思う。
一方、オリックスは、阪神から平野、巨人から東野、日ハムから糸井、八木という強力補強をしている。まあ、東野は現在の力はどうかという疑問はあるが、他の三人の力は確実だ。
しかも、監督はイケメン森脇であるから、これはマスコミが取り上げる頻度も高まり、そうなると選手も発奮して活躍するという好循環も考えられる。
これまでのドラフトなどでの悪運が、一気にまとめて幸運として戻されたような「お年玉」である。
こういう真面目な補強努力をするチームは好きだから、来年のパリーグではロッテや楽天(チームとしては関心があったが、もともと星野は嫌いである)ではなく、オリックスを応援することにする。


(以下「2ちゃんねるDAYS PLUS」より引用)


res:1 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★sage2013/01/23(水) 23:03:25.28 ID:???0

【日本ハム】糸井、八木がオリへ電撃移籍

日本ハムの糸井嘉男外野手(31)八木智哉投手(29)、
オリックスの木佐貫洋投手(32)大引啓次内野手(28)赤田将吾外野手(32)の
2対3の大型トレードが成立したことが23日、両球団から発表された。

糸井は4年連続で打率3割超でゴールデングラブ賞、2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得している日本球界屈指の外野手。
3月のWBC日本代表候補にも選ばれている主力選手だが、契約交渉で難航しており、いまだ未更改だった。
八木は06年に新人王を獲得するなど実績十分の左腕。

日本ハムは2人を交換要員にした補強策を敢行。
手薄な先発投手と遊撃手、糸井の移籍でやや弱体化する外野手として、それぞれ木佐貫、大引、赤田の獲得へと至った。
絶対的なレギュラー不在の右翼手と、先発左腕に不安があるオリックスと双方の思惑が合致し、特大移籍劇がまとまった。

オリックスへの電撃移籍が発表された日本ハムの糸井嘉男
http://cache2.nipc.jp/baseball/news/img/bb-in-130123-01-ns-big.jpg

nikkansports.com [2013年1月23日15時26分]
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130123-1075618.html






「ライブドアニュース」から転載。
1940年代から1960年代(細かく言えば50年代)までがアメリカ野球の黄金期だったと私は思っている。その頃の大リーグを象徴する三大打者が、ジョー・デイマジオ、スタン・ミュージアル、テッド・ウィリアムズの三人である。
その一人が死去した。(他の二人はもう既に亡くなっているかと思う。)
こうして歴史がまた過ぎていく。

なお、この頃の選手の成績には全盛期に第二次大戦で従軍した時期が2年ほどあるので、本来ならそれぞれ安打数で300本~400本、本塁打数で60本~90本ほど追加されていたはずである。
しかも、それは「ステロイド注射」無しの成績だ。




(以下引用)





3630安打、スタン・ミュージアル氏死去




読売新聞
2013年01月20日18時02分




.


 【カルガリー(カナダ)=西村海】1940年代から60年代にかけて米大リーグ、カージナルスで、メジャー歴代4位となる通算3630安打を放ったスタン・ミュージアル氏が19日、ミズーリ州の自宅で死去した。92歳だった。

 ミュージアル氏は41年に大リーグデビューし、63年に引退するまでカージナルス一筋で主に外野手として活躍。48年に打率3割7分6厘をマークするなど7度の首位打者に加えて、2度の打点王、3度のリーグMVPにも輝いた。大リーグ通算3026試合に出場し、475本塁打、1951打点で、通算打率3割3分1厘の好成績を残した。

 カージナルスの背番号「6」は永久欠番となっており、69年に野球殿堂入りした。人格者として知られており、「スタン・ザ・マン」の愛称で親しまれた。





「ゲンダイネット」から転載。
なかなか皮肉の利いた記事である。日本プロ野球の内野手は大リーグでは成功できない、というのが私の考えだが、周りがヘボばかりなら、「木の葉隠れ」でうまく隠れることができ、結果的に大リーグで生き延びる可能性も少しはありそうだ。だが、私の予想成績は、2割5分、10本塁打である。フルシーズン出場できれば、それだけでも偉い。
まあ、途中で若手有望選手にレギュラーの座を奪われることになると思う。なぜなら、あちらは身体能力の高い選手にはまず遊撃手をやらせ、それがダメなら他のポジションに転向させるというのが基本方針だと言われており、すなわち遊撃手には能力の高い選手が次々に出てくるからである。今年一年くらいは様子見で使ってもらえても、来年のスタートが悪いと、3Aの若手と交替することになり、二度と浮上はできないだろう。



(以下引用)



中島 アスレチックスなら「掃きだめに鶴」


【野球】



2013年1月5日 掲載


ヘタクソ守備が懸念されるが

「中島選手は気が楽になるかもしれませんね」
 メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏が言う。

 アスレチックスへの移籍が決まった前西武の中島裕之(30)。打撃もさることながら、懸念されるのはその守備力だ。

 向こうの球場はほとんどが天然芝。人工芝に比べて打球の勢いが殺されるため、ダッシュ力と肩の強さが要求される。過去にメジャー挑戦した松井稼や西岡も、対応に苦慮していた。本人は、「WBC(の本戦)でやった感じでは嫌な感じはしなかった。(神戸の)ほっともっとフィールドみたいに、土が軟らかくない。砂場みたいな感じだと嫌だけど、守りやすかったですね」と言っているものの、中島はお世辞にも守備はうまくない。

 04年から昨季(12年)まで、9年連続2桁失策。リーグワースト記録も5回ある。昨季の18失策も、同2位の数字だ。いくら本人が「大丈夫」と言っても、不安は残る。

「でも……」と冒頭の友成氏が言う。
「アスレチックスの内野陣の守備がひどいのはメジャーでも有名です。昨季、遊撃と二塁が記録した併殺数は88個、93個。ア・リーグでは下から数えて2番目、3番目と非常に少ない。失策数は昨季こそ平均レベルだったが、11年は26個、16個。いずれもリーグワースト2位、3位です。遊撃のペニントンはトレードとなったが、二塁のウィークスは今季もいる。しかも、捕手出身で三塁のドナルドソンも、守備が壊滅的。アスレチックスの内野手でゴールドグラブを獲得したのは最近では、06年のエリック・チャベス(三塁手)くらい」

 アスレチックスの首脳陣もファンも、ひどい守備は見慣れている。中島が多少ポロポロやったところで、周りにはもっとヒドイのがいる。それだけで、精神的には確かにラクだ。中島は入った球団がよかった。



私は、日本プロ野球界では別格の選手しか大リーグでは成功できないと思っている。それがイチロー、野茂、佐々木である。一二度タイトルを取った程度では別格とは言わない。松井は、大リーグの平凡なレギュラークラスになるか、という程度。実際、その程度の結果でしかない。時々爆発的に活躍したが、トータルの成績は一流選手のそれではない。全盛時の王貞治なら、松井の二つくらい上の成績を残しただろう。それでも、シーズン40本塁打が限界だっただろう。(大リーグで男性ホルモン注射が日常化する前は、それでも本塁打王争いはできた。)
投手の方が活躍できる可能性が高いので、稲尾ならマダックスタイプで成功したかもしれない。江夏は全盛時なら十分に一流大リーガーになれただろう。もっとも、エクスパンション(チーム数増加による大リーグ水増し化)前の本物の大リーグでは、どうだったか分からない。
で、山口だが、日本でさえ一流でもないのに、成功できるわけはない。野球頭脳も悪そうだから、下の蔵建て男さんの評価は的確だろう。



(以下引用)




蔵建て男‏@kuratateo

真面目なこと云えば、山口はメジャーでは厳しいと思う。合わせやすいフォームだし、強烈な縦の変化もないから。それでいてかわす技術やコントロールもそれほどでもない。メジャーを想定して、レベルアップに励めばいいが、基本的に考えてプレーする選手ではないので、同じ過ちを繰り返す。





菅野と東浜を較べたら、身体能力では菅野が上だろうが、長期的には東浜の方が勝利数を積み上げるのではないだろうか。考え方が爺くさいと思うか、老成していると見るかは人それぞれだが、彼ほど己を知り、敵を知って野球をしてきた投手は稀だろう。つまり、「孫子の兵法」の投手版である。模範とする投手が中日の山本であるというのも、目のつけどころがいい。これは必ずしも長寿投手だから、というのではなく、山本投手こそが「凡才が秀才を凌駕する」モデルだからだ。しかもそれはただの馬車馬的努力の結果ではなく、頭を正しく使ったからである。まさしく、東浜が目標とするべき投手だ。それが分かっているだけでも東浜はプロで成功する可能性は高いと見る。


(以下引用)




東浜の哲学「10安打完封をモットーにしていきたい」




本拠地ヤフードームの鷹の像を背にポーズをとるソフトバンク・高浜
Photo By スポニチ


 新春に掲げたのは50歳現役宣言だ。ソフトバンクのドラフト1位・東浜(亜大)はプロ入り後の壮大な計画を明かした。

 「現役は30年くらいはやりたい。200勝、300勝と積み上げていきたい。(中日の)山本昌さんのような姿が理想ですね」。30年後は52歳。プロ野球最年長勝利記録は50年の阪急・浜崎が記録した48歳4カ月。メジャーでは今季49歳151日で勝利したモイヤー(ロッキーズ)がいるものの、50歳以上で白星を挙げた投手はいない。

 野球における「哲学」が、壮大な計画を支えている。「プロの世界でも10安打完封をモットーにしていきたい」。東都大学リーグで歴代最多の22完封を記録。どれだけ打たれようが、無失点に抑えてきた。相手打者との駆け引きのうまさ。相手の特徴を分析した上で、洞察力も鋭い。さらに走者を背負っても制球ミスを犯さない集中力。「自分は総合力で勝負する投手」と力に頼った投球ではなく、息の長い投手になる要素を備えている。

 「トータルで1年間、投げ抜くことと、2桁勝利、新人王は目指したい」。まずは目の前にある目標から一歩ずつ、一流投手への階段を上がる。
.


[ 2013年1月1日 06:00 ]



横浜の最大の問題であった投手力は、もしかしたらかなり底上げされたのではないか、と思うのだが、もう一つの問題であるレギュラー捕手のレベルの低さははたして来季、向上するのだろうか。
高城がどの程度成長するかが最大の鍵だが、まさか来季急にA級にはならないだろう。とすれば、今季同様、複数捕手の接ぎ剥ぎでやっていくしかない。その場合の使い方は、下の蔵建て男さんの評価が参考になりそうだ。
鶴岡が他の捕手にまさるのは打撃だけのようだから、高城が先発捕手、適当なところで代打を出して、黒羽根と細山田が中継ぎ捕手、どうしても捕手の打撃が必要な局面の最後の切り札が鶴岡、といったところか。細山田の肩が盗塁フリーパスというほど弱いのでなければ、リード能力優先で彼が先発捕手でもいい。あれほどの大減俸をされたのは、コーチの誰かと大喧嘩でもしたのではないかと思うのだが、リードの優れた捕手であるならば、使わない手はない。


(以下引用)


蔵建て男‏@kuratateo

リード:細山田>高城>黒羽根>鶴岡 スローイング:黒羽根>高城>鶴岡>細山田 打撃:鶴岡>高城>黒羽根>細山田 将来性:高城>黒羽根>細山田>鶴岡 
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