ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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dアニメで、見たいのはたくさんあるが、新しいものは食指が動かない。また、好きな作品を再視聴しても、最初に見た時の面白さが薄れるのは仕方がない。
その中で、「GATE」は再視聴しても、最初のあたりの面白さは変わらない。ただ、途中から深刻な話の要素が大きくなり、最初のような爽快さは無くなった記憶がある。これは異世界転移ものによくある「悪化傾向」である。たとえば「戦国自衛隊」などもそうだったと思う。
つまり、最初のあたりで、異世界の「小さな暴力」を現代の「大きな暴力」であっさりとやっつける爽快さを描いている間は面白く、視聴者は楽しいが、作者のほうが、そうした「面白さ」の要素を描き終わって、「面白くない」話で話自体を長引かせる傾向があるのだろう。
「GATE」の最初のあたりの面白さと話の緻密さは、それこそハリウッドやネットフリックスが実写化しても面白いと思う。で、90分程度なら、アニメの最初のあたりで十分な内容になるだろう。後は、「どう話のオチをつけるか」の問題だけである。そのためには「話の緊張感」を高める意味で、箱根での3国干渉(秘密部隊の乱闘)の話を入れて、それでその終結(日本を入れた政治的妥協)をもって、話全体の終わりとし、以下は「続編にご期待」とするのもいいのではないか。で、ラストシーンは、主人公がバスター・キートンかハロルド・ロイドの何かの映画のように女性全員に追いかけられて逃走し、そのストップモーションで終わりである。
なお、私のごひいきはレレイ・ラ・レレーナ(面白い名前だが、覚えやすいようで覚えにくい)である。これは東山奈央が、彼女の役としては聞いたことのない調子で、まさにレレイの性格にぴったりの声を出している。やや低めで落ち付いた、「理性派」のというより「理科系」少女という印象の声だ。なお、ナレーション役も兼ねている。
主人公の「オタク」ぶりの描写は、さほど面白さの要素ではないと私は思うし、むしろ反発を感じさせる可能性が高いと思う。「一見平凡人、しかしいざとなれば(特に判断の良さが)超人的」なだけでいいと思う。それこそが、視聴者の「自我投影」の快感を生むのである。その他、オタク視聴者(もともとは読者か)への媚びはやめたほうがいいのではないか。異世界の高貴な淑女がホモ雑誌に惚れこむなどは、無理な設定だろう。
3少女の声を外人がやるのは無理だろうから、これはやはり日本で作るべきだろう。日本の声優の演技力は世界で類を見ないと思う。
「GATE」の制作の上での緻密さは、たとえば「自衛隊彼の地で斯く戦えり」という副題でも分かる。これは原作にもある副題なら、作者はなかなかたいしたものである。「かの」と「かく」の「か」の漢字の違いをきちんと把握している。また、ちらっとしか出てこないシーンだが、「彼の地」の王女が字を書くシーンで羽ペンがちゃんと描かれている。最近のアニメでは、「金属ペン先」に羽の持ち手をつけたものが羽ペンだと思い込んでいる。羽ペンは羽の軸そのものの先端がペン先なのである。要するに、割りばしの先端を削ってもペン先になるわけだ。先端がある程度インクを吸入すればいいのである。羽ペンの実物を見たことはないが、おそらく先端に刻み(小さな割れ目)が入っていてインクを保持するようになっていると思う。
その中で、「GATE」は再視聴しても、最初のあたりの面白さは変わらない。ただ、途中から深刻な話の要素が大きくなり、最初のような爽快さは無くなった記憶がある。これは異世界転移ものによくある「悪化傾向」である。たとえば「戦国自衛隊」などもそうだったと思う。
つまり、最初のあたりで、異世界の「小さな暴力」を現代の「大きな暴力」であっさりとやっつける爽快さを描いている間は面白く、視聴者は楽しいが、作者のほうが、そうした「面白さ」の要素を描き終わって、「面白くない」話で話自体を長引かせる傾向があるのだろう。
「GATE」の最初のあたりの面白さと話の緻密さは、それこそハリウッドやネットフリックスが実写化しても面白いと思う。で、90分程度なら、アニメの最初のあたりで十分な内容になるだろう。後は、「どう話のオチをつけるか」の問題だけである。そのためには「話の緊張感」を高める意味で、箱根での3国干渉(秘密部隊の乱闘)の話を入れて、それでその終結(日本を入れた政治的妥協)をもって、話全体の終わりとし、以下は「続編にご期待」とするのもいいのではないか。で、ラストシーンは、主人公がバスター・キートンかハロルド・ロイドの何かの映画のように女性全員に追いかけられて逃走し、そのストップモーションで終わりである。
なお、私のごひいきはレレイ・ラ・レレーナ(面白い名前だが、覚えやすいようで覚えにくい)である。これは東山奈央が、彼女の役としては聞いたことのない調子で、まさにレレイの性格にぴったりの声を出している。やや低めで落ち付いた、「理性派」のというより「理科系」少女という印象の声だ。なお、ナレーション役も兼ねている。
主人公の「オタク」ぶりの描写は、さほど面白さの要素ではないと私は思うし、むしろ反発を感じさせる可能性が高いと思う。「一見平凡人、しかしいざとなれば(特に判断の良さが)超人的」なだけでいいと思う。それこそが、視聴者の「自我投影」の快感を生むのである。その他、オタク視聴者(もともとは読者か)への媚びはやめたほうがいいのではないか。異世界の高貴な淑女がホモ雑誌に惚れこむなどは、無理な設定だろう。
3少女の声を外人がやるのは無理だろうから、これはやはり日本で作るべきだろう。日本の声優の演技力は世界で類を見ないと思う。
「GATE」の制作の上での緻密さは、たとえば「自衛隊彼の地で斯く戦えり」という副題でも分かる。これは原作にもある副題なら、作者はなかなかたいしたものである。「かの」と「かく」の「か」の漢字の違いをきちんと把握している。また、ちらっとしか出てこないシーンだが、「彼の地」の王女が字を書くシーンで羽ペンがちゃんと描かれている。最近のアニメでは、「金属ペン先」に羽の持ち手をつけたものが羽ペンだと思い込んでいる。羽ペンは羽の軸そのものの先端がペン先なのである。要するに、割りばしの先端を削ってもペン先になるわけだ。先端がある程度インクを吸入すればいいのである。羽ペンの実物を見たことはないが、おそらく先端に刻み(小さな割れ目)が入っていてインクを保持するようになっていると思う。
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