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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は「フレーミング」をミット動かし、ミットずらしの「誤魔化し技術」だと思っているし、実際、それがネットでの一般的理解だから私もそういう表現を使っているが、私がこれを唾棄しているのはご存じの通りだ。しかし、本来のフレーミングとは、ストライクゾーンの球を審判にストライクととってもらう技術だと言うべきだろう。つまり、ミットで受けた後にミットが流れないようにきちんと止めるのが本来のフレーミングだと言うべきで、これはミット動かしやミットずらしとは真逆である。そういう、一般的用法の誤解というのは厄介な問題で、プロでも混同している人は多いのではないか。
下の記事は捕手による「ミット動かし、ミットずらし」のインチキ、つまり一般的理解による「フレーミング」が審判からいかに嫌悪されているか、よく分かる好記事である。

(以下引用)

元プロ野球審判員が明かす“世界一の捕手”とは…「損得とか自分の都合で野球やってなかった」
3/5(金) 18:50配信

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スポニチアネックス
石橋貴明

 フジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0・25)が2日に放送され、昨季までプロ野球審判員を務めた佐々木昌信さん(51)が出演。ホスト役を務める「とんねるず」の石橋貴明(59)を相手に知られざる“裏話”を披露した。

【写真】NPBの審判員を務めた佐々木昌信さん

 帝京高校野球部出身で、プロ野球やメジャーリーグについて知識豊富な石橋を相手に次々と楽しいトークに花が咲いた。その中で石橋が「球審が一番燃えるんですか?」と質問。「1球1球集中する場面が多いので、始まってしまえば球審が一番やりやすいんですよ、実は」と答えた佐々木さんはその流れで捕手について話し始めた。

 佐々木さんによると、球審の立場から見ればその日の先発投手よりも捕手が誰であるかが気になるそうで、キャッチングのクセにより「不得意」な捕手がいるという。背後に球審がいるということをきちんと心得ている捕手だとやりやすいが、中にはストライクに取ってもらいたいあまり自分の腹付近まで引き寄せて捕球する捕手もいるといい、ボールが球審からよく見えないケースも。ストライクと言ってもらいたいがゆえ捕球の際にミットを上下左右へ動かす場合には「やっぱり動かすと誤魔化しているというふうに見てしまう。ボール球だったから動かしたんだなってボールと判定する」とし、さらに場合によっては球審側の感覚が試合途中におかしくなってくる弊害についても告白。「ストライクゾーンで捕ってるのにわざわざ動かす人がいたんですね。こっちがパニックになってくる。当時まだ若かったので…」とその日の試合中にストライクゾーンがブレてしまった若かりし日の現象についても振り返った。

 また、捕手が構えているコースとは反対のコースに投手が投げる逆球についても言及。サイン違いなどではなく戦略として逆球を使う場合には試合前に捕手から「きょう逆球いっぱい使いますから」と宣言があるそうで、そうなると「命がけで捕ってくれよ!」と心の中で願いながらも対処しやすかったという。その中で石橋から「そういう意味で上手だった捕手って誰ですか?」と聞かれた佐々木さん。「僕らもう世界一の捕手って呼んでましたけど。当時プロ野球の審判員、多分ほぼ全員一致じゃないかなっていう。よく話すんですけど…」と元横浜(現DeNA)、中日捕手で中日監督も務めた谷繁元信さん(50)の名前を挙げ「彼のキャッチングっていうのは芸術もので。もう断トツですね。1位(谷繁さん)があったら(2位まで)しばらくいないっていうぐらいの1位です」と証言した。

 「とにかく誤魔化さないんですよ。投手の球をそのままちゃんときっちり捕るんですね」と佐々木さん。仮に外れているボールをストライクとコールすると、捕手としてはしめしめというラッキーなケースにも関わらず「彼だけは『佐々木さん、ちょっと広いよ、今の」と正直に言ってくるそうで、この話には思わず石橋も声を立てて笑った。「正直なんです。損得とか自分の都合で野球やってなかったっていう僕は印象なんです」と佐々木さん。「だから彼には絶対嘘つけないなっていうのがあったんですね」と立場を超えた尊敬を口にしていた。



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